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2006年09月24日

連作22 涼連作11 椿屋綺譚 2

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 種別 連作系第22期 涼連作11
 題名 『 椿屋綺譚 2 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年02月04日02時29分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【涼連作】11 椿屋綺譚 2

 Sibi-Tem V.4.1

 飄々と涼しげな でも無責任じゃなくて 涼連作 #11(B群)
 



          『 椿屋綺譚 2 』


                        作:しびる





  座布団を枕にして仰向けに眠っていた 右腕を顔の上に乗せてい
 たから どうにも視界がぼやけている 左腕の時計を確認すれば午
 後5時30分 後ろ頭を掻きながら生欠伸 この光は天井の蛍光灯
 だろうか ぼんやりとした白色の世界に それはその場所にいた
  やけに声が近いと思えば 向かい合って座るのは件の仲居か ま
 だ視界がハッキリしないが 机の向かい側に女性が見える 理由は
 どうあれ客間に無断で侵入するのはいかほどか そう考えて苦笑す
 る 自分の寝起きの悪さは自覚しているのだ しかしこれからのこ
 ともある 距離感を再確認するのも有益だと考えた

 『あのさ 基本的にほおっておいてくれないかって さっき言わな
 かったか そうやって友達みたいに向かい合ってても困るんだよ』
  仲居がなにか喋ろうとしたが それを制してまずは言い切る 大
 仰に頬を歪めて視線を戻す ようやく視力が回復してきた ぼんや
 りと霞んだ映像に仲居の表情が現われる なにか変だ
 『お客様 夕食の時間です お客様 お休みのところすみません』
  眩暈のような衝撃にたまらず瞬き 反射的に視線は声の方へ向か
 う 仲居の声は入口ドアの向こうから ならば向かい合って座る女
 性は誰だ 再び視線を正面に戻したとき ドアが開いた
 『声が聞こえましたので お邪魔します 夕食の時間ですが』
 『今ここに女がいたが どこだ いや いやいや なんでもない』
  目の前には誰もいなかった 仲居はしゃがみながらドアを開けて
 そのままの姿勢でスリッパの方向を変えている まるで当たり前の
 仕草に 非現実的な自分の言葉を慌てて訂正する 錯覚か
 『うまい具合に入ったりするんですよ 夕食はこちらに運びますが
 なんでしたらば大食堂でも召し上がれますよ どうしましょう』
 『なにがうまい具合に入るんだ それに夕食は6時だろ』
  タバコに火を点けて頭の中を整理する 仲居は素早く灰皿の交換
 先程飲みかけの湯呑みを下げて 急須にポットの湯を注ぎ足す す
 べて一連の動作なのだろう 湯呑みを差しだしたところで返事
 『なにって 携帯電話で喋っておられたんでしょ 隣町にアンテナ
 が立ちましたから なんです もう6時は過ぎていますよ ほら』
  仲居が指さす方向に壁掛け時計 時間は6時15分 慌てて腕を
 見ればこちらも同じ 記憶違いか寝惚けていたのか 妙な既視感に
 煙を吐く 仲居がこちらを眺めているのは返事を待っている
 『そうか ふうん この部屋ばかりも飽きたな その大食堂とやら
 で食べるよ どちらにしても貸切り ははん 贅沢な話だ』
 『では大食堂に 1階にございますので どうぞ』
  仲居のミサエ君はおざなりな台詞で頭を下げる しかし貸切りの
 部分で一瞬だけ表情が変化した なにか意味があるのだろうが こ
 れ以上の拘りも仕方ない 先程の男女の騒ぎもある 揉め事があっ
 ても関係ない そうタカを括ってタバコを揉み消した

  大食堂と呼ばれる部屋は20帖程度の洋間 6人掛けテーブルが
 5台 暖簾を隔てて隣室が厨房らしい 先導する仲居に続き入室し
 見渡せども誰もいない 他の宿泊客がいないのは本当らしい
 『女将さん こちらで召し上がるそうです お願いします』
 『はいはい すぐにお持ちしますから お酒 いえビールがよろし
 いかしら ミサエさん テレビの前にお通ししてね』
  大食堂にテレビ このキッチュな感覚が醍醐味だろう 厨房から
 聞こえるのは女将の声 調理担当は彼女か もしかすればこの宿に
 は彼女達だけ いやしかし先程の男性もいるはずだ
 『なに 女将さんの手料理なわけか 板さんも兼任じゃ大変だね』
 『ここだけの話 先月辞めちゃったんですよ だから女将さんが』
  仲居にビールを注がれ そう言えばまだ浴衣に着替えていなかっ
 たと気付いた 仲居が小声で話すのに意味があるのか 予備知識の
 ない者に噂話は成立しない 狭い世間で常識が歪んだのだろう
 『なあに ひそひそ話なんて はいどうぞ 豪勢な料理はご用意で
 きませんが 魚だけは新鮮ですから ビールはいかが』
 『ああ 手酌で結構だから そういや海だったね 海なら鮮魚か』
  質素だが丁寧な料理だ 先付から始まり 煮物に刺身に酢の物が
 並ぶ 鍋の中身も魚 しかしやはり素人料理 見た目はそれなりだ
 が付け焼き刃 板前が辞めたのは宿にとって痛手だったろう
 『ところでさっき 昼寝する前だったかな どこかで いや辞めて
 おこう たいしたことじゃない それよりも確か地酒があった』
 『地酒ですか たいして面白くないイモ焼酎ですよ お飲みになる
 なら持ってきましょう ミサエさん よろしくね』
  できれば放置してもらいたいものだ ふたり並んで笑顔はいいが
 怠惰に過ごすための滞在である なにか聞こうと思って辞めにした
 酒はどうでもいい どちらかひとりでも減るだろうと考えた
 『なにか不都合でもございましたか なにぶん人手の足りない状況
 ですので なにかございましたら遠慮なさらずに仰ってください』
 『いや どちらかなら 構ってくれない方が嬉しい』
  女将にビールを注がれて 余計なことを言ったと反省する どこ
 かで痴話喧嘩が起こっていようが 興味がないなら話題にするべき
 ではなかった ある程度の距離を常に保つ 最善は不干渉だ
 『耳の痛いお話です ささビールを ミサエさん 早く用意してく
 ださいね 続いて天麩羅をお持ちしますので』
 『なきゃいいから 特にどうしてもってわけじゃなし』
 『女将さん 切れてます 買ってきましょうか 今から』

  入れ替わり立ち替わり 仲居と女将が付きっきりで給仕だ 途中
 で点けられたテレビからはつまらない歌謡曲 旅館というよりは定
 食屋の様相 なにかばたばたと夕食が進み ふたりに見つめられな
 がら最後の茶をすすった
  カラオケでもとの女将の提案を断り部屋へ向かう この状況でな
 にを唄えと言うのか 怠惰な休暇を端から壊すもてなしに 少しゲ
 ンナリしながら部屋へ戻った 満腹感に眠気が混じり 生欠伸をし
 ながらドアを開ける 瞬間 なにかが消えるところだった






             》 しびる 《
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(のりこ)>椿屋綺譚2です やにわに怪しくなってきました これ
      の体裁は怪談ですよね そういやしびさんって一時怪談
      ばっかし描いてらしたのに 近作ではないですよね
(しびる)>そうか? たしか終連作にも1本あっただろ ちゃんと
      ネタが組めれば 怪談話は大好きなジャンルなんだけど
      そうじゃなきゃグダグダになるからさ 気を付けないと
(のりこ)>まあ 臭わせてなにもないとなんだそりゃって感じにな
      りますもんね で 話題を椿屋に戻しますが このひな
      びた旅館はモデルがあるんですか?
(しびる)>まあな そのまんまじゃねーけど 若いときよく逗留し
      た旅館がこんな感じでさ やたら汐臭いんだこれが
(のりこ)>ふうん 珍しくモデルアリですか それはたまに休暇を
      取ってこんなふうに? なにもしないでだらだらと?
(しびる)>そんなヒマあるわけねーじゃん
(のりこ)>まあそうでしょうね
posted by 篠原しびる at 00:07| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

連作22 涼連作10 椿屋綺譚 1

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 種別 連作系第22期 涼連作10
 題名 『 椿屋綺譚 1 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年02月01日01時41分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【涼連作】10 椿屋綺譚 1

 Sibi-Tem V.4.1

 飄々と涼しげな でも無責任じゃなくて 涼連作 #10(B群)
 



          『 椿屋綺譚 1 』


                        作:しびる





  故意に海水浴シーズンを外す 夏休みだなんて馬鹿騒ぎは辞めて
 一段落の秋頃に休暇を取る 海は土用波とおばけクラゲの大群 温
 泉なんか無縁の漁港 観光名所もない方がいい 宿もなるべく簡素
 なのを選んで できれば自分で電話予約 飛行機や列車はらしくな
 るから マイカーで玄関先に乗り付けよう
  秋休みは怠惰に過ごす 熟した果実が美味しいなんて 極まれば
 腐った酸味の楽しみに到達する 時機を逸した贅沢は シーズンオ
 フの民宿だ 俗っぽく安価に しかし行き届いた清潔さ うわつい
 た観光客に遠慮せず なにもしないでダラダラ過ごす

 『あとで浴衣を合わせます 非常出口は廊下の突き当たりとリネン
 室の隣り 夕食は6時に用意します 御用の際には帳場9番に電話
 してくださいね ささ 浴衣を合わせましょう』
  仲居は目尻の下がった冗舌な女性 腰の名札にはミサエと記され
 ている 決まり文句を捲し立て 脇の浴衣を掴んで広げる
 『6時に夕食か あ これ 少ないけど取っといてよ いいから』
 『あらやだ 寸志は受け取らない規則ですのに 悪いですね』
  浴衣合わせには協力しないが 机の茶菓子の敷き紙に現金を包む
 仲居のミサエ君に手渡して 灰皿を引き寄せタバコを吸う
 『お客さんは営業の方ですか お茶をどうぞ この季節には仕事の
 方ばかりですもの 夜は女の子を呼びましょうか』
 『若い娘いないだろ それよりさ ああっと まあいいや』
  この町の違う宿で 以前に酷い目に遭ったことがある 自業自得
 ながら懲りたのも確か そもそも最近はその気もない
 『ではごゆっくり そうそう 風呂場は10時に火を落とします』
 『10時ね OK 基本的にほっといてくれればいいから』
  仲居のミサエ君は慇懃に頭を下げて退室 別に人恋しいわけでも
 ないから 宿の仲居と馴れ合うつもりもない 怠惰に過ごすための
 時空間だからして 風呂も食事も特に興味はない
  ゴロリと横になって座布団を枕にする 窓の外からは車のエンジ
 ン音 どこかから話し声 タバコの灰が顎に落ち 崩さぬように起
 き上がる それとドアが開くのが同時だった
 『失礼いたします いらっしゃいませ 椿屋の女将でございます』
 『ああ そりゃどうも 女将さん直々のご挨拶ですか』
  大抵なら夕食時だろうに チェックイン早々に女将の挨拶 丁寧
 なのは理解できるが できれば放置してもらえないものか ちなみ
 に宿は椿屋旅館 形態としてはビジネスホテルの亜種 程度だ
 『本日は当椿屋へお越しくださいまして まことにありがとうござ
 います 真心を込めたおもてなしをさせていただきます どうぞご
 ゆっくりお寛ぎくださいませ お客様はなにか営業の方ですか』
 『いいや ただの旅行者だけど この季節に観光客ってのは珍しい
 わけ さっきの仲居さんも珍しがってたな 仕事でもしようか』
  タバコを灰皿に揉み消す 馴れ合うつもりはなくとも相手は宿の
 責任者 無下にも対応できず愛想笑い 女将は大年増だがそれなり
 の美人である だからどうだってことでもないが とにかくか
 『ご冗談 そうですね 特に名所もございませんし 温泉でも湧け
 ば別でしょうけど でも意外と冬場はお客様がいらっしゃいます』
 『ふうん 雪景色に荒波かな 通ぶる奴も多かりし なんて』
  9月の上旬 秋なら観光シーズンだろうが 見るべきもののない
 土地にシーズンは関係ない 一泊海水旅行のメッカである限り 夏
 場以外の盛り上がりは望めない 当地はそれ故の選択である
 『お恥ずかしい話ですが この数日間というもの お客様以外の予
 約はお聞きしておりませんのよ 椿屋にお客様ただおひとり』
 『ははん 貸切りか そりゃいいや わかった 寛ぐよ』
  女将は膝に手を乗せ微笑んでいる たまの客が嬉しかろうが そ
 んなことは知ったことじゃない 他の宿泊客がいないのは歓迎する
 しかし女将がつきっきりでは意味がない タバコに火を点ける
 『それではごゆっくり そう お風呂の方は』
 『10時でしょ 夕食は6時 さっきも聞いた ありがとう』
  風呂と飯しかないのだろう 女将は苦笑いして退室した 廊下の
 軋む音を聞きながら横になる 座布団を枕に天井を眺める 遠くか
 ら聞こえる子供達の声 平日のこの時間 そろそろ小学生の下校時
 間なのか そしてどこからか話し声 階下か窓の外か判別できない
  それらをぼんやり聞きながら煙を吐く 8帖程度のくすんだ部屋
 に なにをするでもなく寝転がっている こんな時間が人生には不
 可欠と考える なにもせずゴロゴロと あと2日 たいした贅沢だ
 『そうじゃない ばかやろう 何遍言えばわかるんだ』
  話し声が俄に慌ただしくなる 誰かがどこかで言い争っているら
 しい 聞くとはなしに聞いていると どうやら男女 女性の甲高い
 叫び声は意味不明 聞き取れるのは低く響く男性の声
 『もういい もう聞き飽きた 勝手にしろ なにをするっ』
  男性の声に続いて女性のすすり泣く声 他の宿泊客はいないと聞
 いていたから もしかすれば先程の女将か そうでなければ仲居か
 もしれない 相手は下男か主人だろう 争うのは勝手だが 客に聞
 こえないように願いたいものだ それほど構いもしないのだが
 『悪かった 俺が悪かった おいこら まて なにをするんだっ』
  争う声を聞きながら目を閉じる どうやら女性が逆上したらしい
 呪詛のような女性の声 狼狽える男性の声になにかの割れる音 雰
 囲気としては夫婦喧嘩か 聞いているこちらも急に興味が失せてし
 まう 起き上がらずに灰皿を引き寄せ タバコを揉み消して生欠伸
 こうしてこのまま寝てしまうのもいいか そう考え力を抜く
 『やめろって言ってるのが あっ おい どうしたんだ おいっ』

  徐々に薄れてゆく意識 適度な気温に睡魔が襲う 夕食の時間が
 どうしたとか なにかあれば起こしに来るだろう 無理に覚醒する
 必要のない時間 こんな贅沢な時間も珍しい 貴重な休暇だ
  完全に眠りに就く寸前 言い争う声に妙な変化 なにか不測の事
 態が発生したのか ただならぬ雰囲気は遠く遠く なにがどうあれ
 他人事 そしていつしか完全に眠ってしまった

  何度目の呼び声か 気が付けば部屋の外から女性の声 これは確
 か仲居の声 そろそろ夕食なのだろうと起き上がった 時計を見れ
 ば午後5時30分 夕食までには時間がある
  なにか用事でもあるのだろうか どうやら客を放置してくれない
 宿らしい 困ったものだなと頭を掻いた その時である







             》 しびる 《
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(のりこ)>あー この時期でしたか椿屋綺譚は どうします? て
      か どうするつもりなんですかとお尋ねしたいですね
(しびる)>どうするかねえ 途中から予定外の拡げ方しちまってさ
      いろいろ考えてるウチに放置プレイ どうするかねえ
(のりこ)>とにかく最後まで再掲載して 続きは新作でとにかく終
      わらせるってのはどうですか 2本くらいの描き足しで
(しびる)>10年前の作品だろ 繋がるかね
(のりこ)>それを繋げるのがテクニックじゃないですか
(しびる)>言うのは簡単だよな
posted by 篠原しびる at 23:43| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

すきま てれびだいすき 34

(しびる)>ういーっす さて夏も終わりか 冬ごもりの準備だな
(のりこ)>あ おはようございます もう冬の準備っすか(笑)
(しびる)>『鳥人間』を見たらば夏の終わり 気が付きゃ30回だ
      ってさ 初回から全部見てるとか言うとトシがばれるか
(のりこ)>私は15回くらいから見てます あれは4年生くらいで
      したか 10歳ですから 足すと25歳 うひゃあ
(しびる)>ずーっとお前いるじゃん 知る限りずーっといるじゃん
(のりこ)>あはは まあ しびさんと私は一心同体少女隊ですし
(しびる)>少女隊って名前こそある世代から認知率バカ下がりだろ
      って 諸刃の話題はいいんだ 鳥人間な
(のりこ)>今回から新ルールですよね プロペラ部門にタイムトラ
      イアル部門が新設 やっぱあれですか ディスタンス部
      門が限界にきてるからですかね 36キロなんてまあ
(しびる)>だわな そもそも漕いで飛んでる飛行機が1時間以上も
      既にただの体力勝負じゃん? 飛距離だって対岸に25
      キロが限界 折り返しても36キロで終わりだしな
(のりこ)>んじゃこれからは機能とか操作性とか システム方向に
      精鋭化してゆくんですかね もうちょっと仕組みを考え
      ないとダメなような気もしますけど
(しびる)>100Mから1キロへの折り返しタイムトライアル そ
      れだって今回の成功はエアセプの中山のオッサンだけじ
      ゃん これでゆるいっちゃ ちょい厳しくないか?
(のりこ)>んー 初回ですからね 他のチームが今回の大会を見て
      研究すれば すぐに手狭な部門になると思いますよ
(しびる)>辛口だねえ しかしまあ一理あるかな 長距離飛行は本
      命だとしても パイロットの体力だけが頼みの部門は基
      本的に限界があるわな そうか 2キロ100だけ飛べ
      ばいいわけだし もうちょい攻撃的な設計をするチーム
      も現われるか そうなればたしかにルールはゆるいな
(のりこ)>でしょ 今回の中山さんのとこだって 伝説の対岸マシ
      ンを流用しただけですし 滑空のフォーミュラクラスの
      機体で それもタンデム仕様のプロペラなんてことにな
      ると かなりすごいことになりますよ
(しびる)>タンデムか タンデムは馬力はあるけど機体の強度に問
      題があるわな 重くすれば長距離はキツイし なら硬め
      に仕上げて短距離タイムトライアルに参戦か なるほど
      のりこにしては冴えた意見を言うじゃん ほほう
(のりこ)>褒められました だとすると ただの折り返しなんてデ
      ィスタンス部門の延長で考えないで もう少し高度とか
      そゆのをクリアする仕組みにしないと 3回もやってキ
      ツキツじゃ継続性がないと思うんですよ
(しびる)>ふむふむ 高度はおもしろいな 高く飛ぶって発想はな
      いもんな 従来のイメージじゃ対置効果を狙って水面1
      Mで飛ぶことばかり考えてるし 上は無限か
(のりこ)>そゆことです まあ危険性とかも加味しなきゃなんない
      ですけどね 50Mから落下すると水面だってコンクリ
      ートと同じらしいですから そこは考えるとして
(しびる)>ふむ んじゃそのへんは運営委員会に任せることにしよ
      う で 本命のプロペラディスタンス部門だけど
(のりこ)>日大はなんですかあれ 設計ミスでしょうか
(しびる)>かもな Vだけ見てるとパイロットの調整ミスかなとか
      思ったけど つまり揚力が足りないんだろ だからパイ
      ロットがあんなに早く消耗したのな
(のりこ)>可変装置とか搭載してたとか よくわからないですけど
(しびる)>あれだろ プロペラの角度を調整するようになってたん
      だろうけど ずばり空を切ってるからさ タイヤで坂道
      を走るのとは根本が違うと思うんだわ 違うか?
(のりこ)>さあ? とにかく効果がなかったことは確かですよね
(しびる)>だわな 結局は東北大がキッチリ距離を稼いで問題なく
      優勝 それでも折り返し完遂はキツイのかね
(のりこ)>やっぱりほら体力勝負ですし
(しびる)>んー この部門は36キロ飛んで終了するのかね なん
      か どうにかならんものか ちょい寂しいな
(のりこ)>昔はプロペラなんてコミカル部門みたいな扱いだったの
      に それがもう体力さえ続けば無限に飛べる機体にまで
      なっちゃって 30年の科学の進歩ですよ これは
(しびる)>喜ばしいことなんだろうけど 最初の頃のさ すげー1
      キロも飛んじゃったよ とか そゆのがなくなっちゃう
      と見てる意味もないような気もするわな
(のりこ)>ホントしびさんは鳥人間コンテストが好きですね
(しびる)>うん なんだかんだって毎年見てるもんな
(のりこ)>夏の風物詩ですか
(しびる)>そんな感じかな
posted by 篠原しびる at 01:06| シンガポール ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | すきま てれびだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

すきま かんじだいすき 09

(しびる)>ういーっす 漢字枠やるぞい
(のりこ)>あ おはようございます って いやはや
(しびる)>ついにきたかって感じだわな
(のりこ)>ですね とゆーことで てれってれってー マコトくん
      没シュートです 昇級なしの4級です 停滞してます
(しびる)>そもそもさあ 7月ってのは競書大会があってさ 採点
      というか審査というか そゆのが若干甘いってウワサな
      のな その翌月だからもしやとは思ってたんだ
(のりこ)>でも実際 停滞するとちょっとショックですよね 停滞
      でお馴染のKくんの気持ちがわかるような気がしますよ
(しびる)>だわな んでもこれであたりまえの展開なんだろうさ
(のりこ)>あら けっこう達観されてる様子で 気にしませんか?
(しびる)>いや すげー気になる ってことで今回は漢字の部を提
      出してからまだ自主トレで鍛錬した さらには くらし
      の部をちゃっちゃと切り上げて漢字を再チャレンジ
(のりこ)>やたら気合いが入ってますねえ
(しびる)>そりゃとうぜん 特に今月の課題『生涯学習』はやたら
      むつかしい構成だしな 生の2・4・5画の配置 涯の
      サンズイと中の土土とか 学の冠に 習の羽 どれもこ
      れもいままでにない難しさ これは気合いを入れていか
      ないと4級足踏みが延々続くぜ? だからー
(のりこ)>それはいいんですけど 8月の課題の講評とか片してお
      かないと 9月分は10月にやりましょう
(しびる)>それもそうだな んじゃま8月の課題だけど なにこの
      サンズイ攻勢は? 3文字サンズイだぜ ったく
(のりこ)>あーでもサンズイは苦手じゃないですし 結局は渓の1
      0画が問題なだけで あとは無難に収まってません?
(しびる)>無難な 2個丸なしじゃん せめてこれで2個丸がふた
      つあるか 修正なしの2個丸1個じゃねーとさ
(のりこ)>んー カタチはそこそこまとまってきましたけど やっ
      ぱし冷静に他人の目で見ると いろんなところがダメダ
      メですか うまくいかないものですねえ
(しびる)>基本かな 基本ができてないから複雑な応用に追い付か
      なくなってきたんだな 付け焼き刃じゃダメなんだ
(のりこ)>そうなんでしょうけどね 基本は練習してるじゃないで
      すか 毎週の鍛錬そのものが応用であり基本練習なわけ
      でしょ 習字ってそゆものだと解釈してますけど
(しびる)>まま全体はそうなんだろうけど でもさ 例えば教本に
      はもっとパーツ的な学習方法も掲載されてるわけじゃん
(のりこ)>R子先生の進め方に疑問があるんですか?
(しびる)>そんなこと言ってねーだろ 教室は教室 なんて言うの
      かな 自宅での予習と復習か そんな感じのものが必要
      なんじゃないかと思う
(のりこ)>お忙しいでしょうに?
(しびる)>うん そりゃもう死ぬんじゃないかと思うくらい忙しい
      ときもある 筆を握ってる時間があるなら睡眠に充てる
      のが正しいオトナの暮らし方だとも思う でもさ この
      先に抜けてゆこうと思うならあたりまえのことじゃダメ
      なんじゃないか 自主練習の時間を確保しないと
(のりこ)>まあ私的にはそれほど問題ないことですけどね しびさ
      んはあんましムチャしない方がいいと思いますよ ゆっ
      くりやればゆっくり上達しますって ゆるゆるとー
(しびる)>使う金も時間も最小限に抑える それがなにやるときも
      基本だろ だらだら生きるほどヒマじゃないんだわ
(のりこ)>なんでそう追い込みますかね んじゃま週に1回程度自
      主練習の時間を設けましょうか 火曜日の夜くらい?
(しびる)>だわな いろいろ考えてもその時間しかねーか
(のりこ)>ういっす んじゃま以降の活動方針も決まったところで
      締めてしまいます えーっと 画像は8月の課題『清流
      渓谷』です 今回は昇級なしの4級です 残念!
kanji006.jpg
posted by 篠原しびる at 00:33| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | すきま かんじだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

編集会議 122

(しびる)>ういーっす 夜は寒いよなあ 20度切ってるし
(のりこ)>あ おはようございます なんかごぶさたさまでしたけ
      ど ちゃんと暮らしてましたか? コーヒーっす
(しびる)>おう ちゃんと暮らすってなんだよ お前はお母さんか
(のりこ)>だって 忙しいと寝なかったり食べなかったり食べ過ぎ
      たり とにかくロクでもないことになるじゃないですか
(しびる)>オトナのすることつかまえてロクなもんじゃねーっての
      は意見だなおい でもまあ たしかにムチャクチャだわ
(のりこ)>でしょ んでもこうやって来所されてるってことは一段
      落ですか しびさんは手の届くところにおいとかないと
(しびる)>えらい言われようだわ とにかくやたらやること溜め込
      んでるからな ちょっとでも片さないとさ
(のりこ)>やることやりたいこと ふふん お忙しいことで
(しびる)>笑うなよ こうでもしなきゃ ま いいけど
(のりこ)>んじゃきょうはひさしぶりなのでなにか食べ物を作りま
      しょうか 細長い物なら うどんかな 牛肉入れて
(しびる)>いいなあ 肉うどんか UDONブームはとにかく
(のりこ)>てきとうにランクは上ですしね うどんをいまさら持ち
      上げる必要もなかろうと思いますけど まあいいのかな
(しびる)>ウチの事務所ほどには食事内ランキングは上じゃねーだ
      ろ マジランクで中くらいじゃないのかな うどん
(のりこ)>ですかね これ特売でそれも日限切りの8割引だったん
      ですよ あー牛肉ですけどね ニオイも変じゃないし
(しびる)>牛肉は大丈夫 って そういや前に大騒ぎしてブログの
      サイドに載せてたそうめんの記事 お詫び記事掲載か
(のりこ)>あれ あはは まあ基本的に大丈夫なんですけどね や
      っぱ万が一のことも考えて情報発信をしないと なにか
      あってからじゃ遅いですし ってことで日和ました
(しびる)>根性ねーな ちったああやふやなくらいの情報でもガン
      ガン押してゆかなきゃ それじゃ天下取れんわな
(のりこ)>でもですねえ 発ガン性があるとかってのは やっぱマ
      ズイでしょ 死人でもでた日にはお詫び会見じゃすみま
      せんよ そりゃ責任はないでしょうけど 道義的に
(しびる)>毒素だして急性中毒ってことじゃないわな 遠い将来に
      ガンが発症したって それが10年前にネットでそその
      かされて食ったカビカビそうめんが原因なんて誰が考え
      る? この発ガン性物質にどっぷりの世界でよう
(のりこ)>それもそうですけどね うどんっす これ七味っす
(しびる)>おうおう ネギはちゃんと九条ネギ あの無粋な白ネギ
      なんざ事務所で使うなよ 肉々 じるじるじる うめー
(のりこ)>ホント美味しそうに食べますよね 私も食べよう
(しびる)>とにかくさ どうせみんななにかを見切りながら生きて
      るんだ その裏付けが欲しいだけなのな 少々のことな
      ら大丈夫って断言してやれよ そゆのがキモなのな
(のりこ)>んじゃ10%怪しいときに大丈夫って言えますか
(しびる)>パーセンテージじゃなくてさ ほぼ大丈夫なら よし大
      丈夫だって断言するのが上に立つ人間の仕事だってこと
      もあるんだぞ かなりの勇気と 責任があるわな
(のりこ)>そんなものですかね 私には縁のない話ですが
(しびる)>だからダメなのな まあいいや のりことこういう話を
      しても仕方がねーし よし んじゃ締めるか
(のりこ)>あーはいはい 私まだ食べてるのに
(しびる)>食ってればいいじゃん 次行くぞ次
(のりこ)>はいはい 忙しいなあ
posted by 篠原しびる at 23:57| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月19日

連作22 涼連作09 指圧のココロ

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 種別 連作系第22期 涼連作09
 題名 『 指圧のココロ 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年01月30日00時45分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【涼連作】09 指圧のココロ

 Sibi-Tem V.4.1

 飄々と涼しげな でも無責任じゃなくて 涼連作 #09(B群)
 



          『 指圧のココロ 』


                        作:しびる





  誰にも謝らないで暮らすつもりなら 妙なプライドを持たないこ
 とだ 上っ面の陳謝ならとにかく 自責の念は自負によるもの 結
 局自分を責め立てるのは自分自身 なんてこんなに情けないんだろ
 う それがごめんなさいの正体だと思う 突き詰めればね
  時間は逆走しない 補填はできても取り返しはつかない お金を
 払おうが死んでお詫びしようが どんな些細なことだって償うこと
 はできやしない 人間は罪を犯さずに生きてゆけない だから自分
 が自分を押し潰す 生き残るためにはプライドを捨て去るべきだ

 『あらん 鍵が掛かってないから物騒だと思えば なにしてるの』
 『うん なんか頭がごちゃごちゃしちゃって なんでもない』
  仕事から帰ってそのまま いつの間にか陽が落ちて 物音に続い
 て煌めく閃光 部屋の照明だと判断するのに約1秒 少し眩しい
 『またなんか考え込んでたんでしょ なんか知らないけど気にしな
 い気にしない エアコン入れるわよ この部屋は蒸し暑いわ』
 『もう大丈夫 少し鬱気味なだけだから 今 何時かな』
  特に大失敗があったわけでなく なんとなくままならないことば
 かりの毎日に疲れてしまった そんなふうに対処する人なのだ自分
 はと そう考えれば片せることばかりなのに しかしそれでも
 『午後7時ちょい 夜の帳が街の輝きを際立たせる時間 なんて』
 『なんか約束してたっけ なつみ あたしってばすっぽかしちゃっ
 たのかな ごめんなさい その そんな気分じゃなかったから』
 『別に ただ遊びに来たのよん すぐに謝るなって』
  喋っている相手は親友のなつみ 卓袱台の前に座り込みテレビを
 つけて眺めている 謝るなと言われて苦笑 確かにナーバスすぎる
 『そっか ならいいけれど うんしょっ コーヒーでも入れるね』
 『いやいや 飲むのなら酒にしよう 少し話がある』
  なつみとはいつからの付き合いか 高校が同じでそれ以来 大学
 や職場は別々で それでもずっと親友だ 頻繁に交流があるときや
 数カ月間電話もしないこともある 親友だからこその怠惰な関係
 『はあ 悪いけど相談に乗れるような精神状態じゃないな』
 『バカね 反対よ なにか悩んでるんでしょ 聞いてあげるから喋
 っちゃいなさい お金のこと以外なら協力しようじゃない』
  それでもなつみはテレビを眺めたままだ 冗談めかしているのは
 優しいから あたしが少し困惑するのは原因が特定できないから
 『いいよ 意味なんてないもの なんとなく それだけ 急に寂し
 くなっただけだから なつみが来てくれて 少し治ったかな』
 『ふうん そんなふうには見えなかったけど なんでもいいか』
  わざと言葉を区切って話す なつみが飲みたいのなら飲ませてあ
 げよう 冷蔵庫に出来合いカクテルの買い置きがあった それ以外
 は買ってこなくちゃいけない 出掛けるのは少し億劫に思う
 『ゆきはさ 気が小さいよね やることは大胆なのに ま ゆきの
 そんなところが魅力と言えば やっぱ魅力じゃないか ふむふむ』
 『もういい 色々思いだすから辞めよう あたしは2時間ほど気を
 失う 勝手にくつろいでててね ごめんなさい あああああ』
  声にしてみる ベッドに倒れ込んで頭がグルグル 少しのことで
 行き来する やってから後悔するのは悪い癖 その時には最善だと
 考えて 反芻しては悶え苦しむ きっと長生きできない
 『あああって なにしてんだか いいかね ゆき ちょっと上に乗
 るけど なんかいやらしいかな 目的を忘れそうな気がする』
 『重いってば 死んでるから辞めて ああ 消えてしまいたい』
  なつみはのそのそ立ち上がり そのままあたしに乗りかかる そ
 れでも手にはテレビのリモコンを握り 消えてしまいたいは死んで
 しまいたいと少し違う できれば知り合いのいないところでやり直
 したい気持ち なつみの目がスッと細くなる なにを考えてか
 『犯罪を犯したわけじゃないでしょうに ゆきのやることだから悪
 気もないだろうし ならいいじゃない 恥ずかしいだけでしょ』
 『御明察 でも実は 恥ずかしいのかどうかもわからない なにか
 こう もっと上手にできなかったのかと そう思うだけね』
  お腹に乗り掛かられると苦しい 無理して体を反転させる 腰に
 掛かる体重は心地良く なつみの言葉も少しの癒し 問題の簡素化
 にはヒーリング効果が伴う しかし裏返しが効くかは別問題
 『なつみにはなんでもわかるんだね あたしはダメ 他人の気持ち
 なんて理解できない ましてや配慮なんてできないし きゅう』
 『できてる方なんじゃないの 世間なんか無神経な奴等ばかりだと
 思うけどね ゆきのプライドがもっと高いなら仕方ないけどさ』
  よしんば親友だとしても どうしてここまで推測できるのか プ
 ライドって単語がでてくれば観念するほかない
 『やっぱり高いのかな 普段は努めて下げてるのに できる限りの
 低姿勢 配慮はダメでも譲歩はしてるつもり なのにねええ』
 『ははん 努力してプライドを下げるってのはなんだかさ ゆきは
 慇懃無礼って言葉を知らないな そっから治すか ここかっ』
  なつみに指圧されて呻き声 その辺りのバランスが年々難しくな
 ってくる 強気な自分と弱気な自分 どちらかに偏ればそれなりに
 楽になるだろう 最適なのは使い分け 失敗すれば奈落の底だ
 『いてててて 痛いけど効くかなっ やっぱり痛い くうううっ』
 『痛ければいいってものでもない カイロで背骨を矯正するのは治
 療だけどさ そもそも姿勢が悪いのが原因 おまけに運動不足』
  まことそのとおり なにもかも百も承知 背中をぐいぐい押され
 てぐうの音もでず 運動不足の場当たり主義 姿勢の悪さは致命的
 だと自覚してはいる 確かに解されるのは今だけだ
 『はあああ やっぱりダメ人間 なんか涙がでてきた』
 『泣くほど痛いのは それだけ怠けてる証拠 がんばんなさいっ』

  背中をぽんと叩かれて なつみは再び卓袱台へ テレビを眺めて
 馬鹿笑いしている あたしはそのまま突っ伏して 静かに呼吸を整
 える ただなんとなく時間が過ぎる
  ごめんなさい その正体が自責だなんて なつみに対しては少し
 違うかな それとも解れた体と同じ また凝り固まってしまうのか
 どうだかわからないけれど 今はほんの少し 気分が楽になった








             》 しびる 《
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(のりこ)>こゆのも多いですよね なんかテンパってる女の子の部
      屋に女の子がやってくる設定 だいたいそゆときは仕事
      の関係でちょいウツになってて こゆの好きですか?
(しびる)>いや スキのキライのって話じゃないんだけど 男ふた
      りじゃうっとおしいし 男女にすると まあ男女の設定
      も多いけどな 男女はやっぱし性的なことになるじゃん
(のりこ)>性的 むう セクシャルな展開ですね それはまた意味
      が変わってきますか んじゃま設定はいいんですけども
      今回のこれ 途中から微妙にポイントがずれてません?
(しびる)>ずれてるか? なんも意識してねーけど?
(のりこ)>細かく検証するつもりはないんですけど ゆきちゃんの
      上になつみちゃんが乗っかったあたりから 最後また戻
      ってるようにも読めますけどね 自己内の話が対他の話
      に変化してません? ちょっと気になります
(しびる)>それって同じことじゃねーの? おかしいか?
(のりこ)>しびさんがそれでいいと思われるならそれでいいです
(しびる)>んじゃま それでいいと思ってるってことで
(のりこ)>んー まあいいですか
posted by 篠原しびる at 01:46| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

連作22 涼連作08 えのころぐさ

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 種別 連作系第22期 涼連作08
 題名 『 えのころぐさ 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年01月26日01時30分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【涼連作】08 えのころぐさ

 Sibi-Tem V.4.1

 飄々と涼しげな でも無責任じゃなくて 涼連作 #08(A群)
 



          『 えのころぐさ 』


                        作:しびる





  俺の命令ならなんでも聞くのだ たぶん心が通い合っているから
 だと思う 俺がピンチなら助けてくれるだろうし あいつがピンチ
 なら助けてやる 友達なら当たり前だと思う 友情パワーだな 
  でも偉いのは俺の方で だから命令するのは俺の方だ あいつは
 ちゃんと喋れないから それは仕方がないと思う それにたぶん喋
 れると ママがテレビ局に売り飛ばしてしまうとと思う 冗談じゃ
 なくてママはそんな人だ だから喋れなくて幸せなんだ

 『来いってば なにしてんだよ 俺が来いって言えば来るんだぞ』
 『なにをしているのですか せいや君 みんな待ってますよ』
  お爺ちゃんの家の庭 ウチの倍ぐらいのでっかい家だから 庭の
 広さも倍くらいある お爺ちゃんは金持ちの人だから こんなにで
 っかい家に住めるのだと思っていた でもちょっと違うらしい
 『マイケルが命令を聞かない おねえちゃん なんかきんちょーし
 てるらしいぞ 初めての家には入んないのかな 動けよっ』
 『この子は臆病さんですからねえ きっと違う臭いがするからじゃ
 ないですか 慣れるまで庭にいればいいですよ』
  眼鏡の奥でおねえちゃんの目が笑っている 俺とマイケルは一緒
 にいるから おねえちゃんの話では 俺も庭にいなくちゃいけない
 ってことになる でもおねえちゃんがそんなことを言うはずない
 『どうにかなんないか おねえちゃん マイケルも一緒でいいって
 お婆ちゃんが言ってたのに 俺 どうしたらいいかわかんねーや』
 『せいや君についてこないのなら どうしましょうね なにかこの
 子の好きな物で誘い込むとか 食べ物なんかもいいですね』
  おねえちゃんは縁側にしゃがみこんで 右側のほっぺたに手を当
 てる おねえちゃんは質問してもすぐに答が浮かぶのだ 俺なんか
 そんなことは思い付かなかった おねえちゃんは凄いと思う
 『ここに来る前に食べてたぞ 食べのもはいらないと思うな』
 『おうおうちびっこども 揃ってなんの相談だ なにか壊したのな
 らお仕置きだぞ ここにあるのは高いものばかりだからな』
 『そんなことしませんよ せいや君は隠しているかもしれません』
  おねえちゃんの後ろにお爺ちゃんが現れた お爺ちゃんはお爺ち
 ゃんだけど俺の親友でもある それはお爺ちゃんが決めたのだ マ
 マ達には内緒にしておけって命令 お爺ちゃんは偉いから命令する
 『せいやは悪い奴だからな お婆ちゃんの鉢植えはせいやの小遣い
 の1億2千万年分だ 死ぬまで働かなくちゃならん 泣くか』
 『壊してないから泣かない でも 壊してても泣かないけどな』
  そんな脅しで泣いたりするもんか 俺とお爺ちゃんが冗談で笑っ
 ているときは おねえちゃんは楽しそうだけど黙っている おねえ
 ちゃんはそんなふうな人なのだ それよりもマイケルの問題だ
 『それよりもお爺ちゃん マイケルが動かない どうすればいい』
 『臆病なんですよ なにも怖くないのに 少し失礼ですね』
 『わんこはせいやに似てるか せいやも赤ん坊のときには人見知り
 で泣いたからな いやあれは あやみか あいかかもしれん』
  あやみはおねえちゃんだからいいとしても あいかはママの名前
 だ お爺ちゃんはなんでもごちゃ混ぜ たまに本当にわからなくな
 ったりするらしい ママがパパと話していたのを聞いたことがある
 『誰でもいいぞ それよりお爺ちゃん なんかいい方法はないか』
 『そうだな わんこに効くかしれんが せいやの後ろに生えている
 だろうに そのえのころぐさを使ってみろ 本当は猫用だがな』
 『ああ なるほど えのころぐさ 別名猫じゃらしですね』
  急いで後ろを見る お爺ちゃんが言っているのはどれのことだろ
 う 庭は広くていろんなものが生えている 端の方は塀が見えない
 くらいに木が生えていて 花とかはお婆ちゃんの趣味らしい
 『おねえちゃんは知っているのか にゃんころ草ってどれだ にゃ
 んころなのにマイケルが動くのかな わんころじゃないよな』
 『えのころぐさですよ すぐ後ろの先にふさふさの付いた そうそ
 うそれですね さて効きますかねえ とにかくやってみましょう』
  おねえちゃんはゆっくり喋っているけれど でも少し急いでいる
 のは俺にはわかる みんなが待っているって話だから きっとこう
 しているのは良くないことなのだろう わかっているけれどマイケ
 ルが動かないのだ だから急いでにゃんころ草を引き抜く
 『これをどうするんだ 食べさせるのかな 食べないと思うな』
 『わんこの目の前で振ってみろ じゃれれば成功だな』
  マイケルの鼻の先で振ってみる マイケルは少し興味があったみ
 たいだけど なんか動くような感じでもない それを見ておねえち
 ゃんが立ち上がった お爺ちゃんはタバコに火を点けた
 『みんなに話してきますね 待ってもらうか 先に始めてもらって
 もいいかもしれません ちょっと失礼 どうしたものでしょう』
 『どうでもいいような会だ ちびっこが気にしなくてもいいぞ』
  さいかおねえちゃんはママの妹だけどおねえちゃんだ そのさい
 かおねえちゃんがお爺ちゃんの家に帰ってきたのだ さいかおねえ
 ちゃんは心臓の病気で入院して 元気になるまでここで暮らすらし
 い 今日は退院祝と引っ越し祝のパーティーなのだ
 『マイケルも仲間に入れてやりたい 仲間外れはいけないと思う』
 『せいやは良い事を言うな その気持ちは大事だぞ 友達は大切に
 しろ 一匹狼なんてのは尻の青い奴の言うことだ わかるか』
  お爺ちゃんは一匹狼だったって 前にパパに聞いたのを思いだし
 た ものすごい大きな会社を創った偉い人だって だからこんなで
 っかい家に住んでいる さいかおねえちゃんと旦那さんは少し違う
 『なんとなくわかる マイケルが行かないなら俺も行かない それ
 でいいのか お爺ちゃん でも おねえちゃんは困るかな』
 『そんなことは気にするな せいやが自分で決めろ それでいい』

  お爺ちゃんは俺の手からにゃんころ草を受け取る そしてそれを
 ふらふら振りながら話している お爺ちゃんはパパよりも話しやす
 い パパともなんでも話すけれど お爺ちゃんの話し方はなんだか
 かっこよく聞こえる 意味はよくわからないけど
  それにしてもマイケルは動かない もしかしたらマイケルは怒っ
 ているのか なにを怒っているのか知らないけれど 喋らないから
 わからないのだ でも喋るとママがテレビに売り飛ばしてしまうか
 もしれない こんな時はどうしたらいいのだろう






             》 しびる 《
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(のりこ)>もでらーとです 1人称はせいやくんですね マイケル
      とかあやみちゃんとかそーちゃん氏とか 登場してるメ
      ンバー以外が話のキモですね さいかちゃんとか
(しびる)>だわな イヌの話は捨てネームとか言うと言いすぎだけ
      ど さいかを実家に帰す経緯は 当事者でやるとどうし
      ても生臭くなるじゃん ならいっそ最縁部で四方山話に
      した方がおもしろかろうと って感じの企画だったかな
(のりこ)>しかしまあよくまとまりましたよね 伯父さん夫婦の方
      でもこうなった以上は責任を取ろうってことになるでし
      ょうし 黒崎くんもすごく抵抗があるでしょ
(しびる)>だろうな でもまあ最善はこれだろ? やっぱ実家だし
      全員がオトナなら簡単にまとまる話だとも思うけどな
(のりこ)>まあ皆さんオトナなんでしょうけどね さいかちゃんも
      見栄きって家をでて それでこんな帰宅じゃいろいろ思
      うところもあるでしょうに あのさいかちゃんがよくこ
      んなふうに納得したなと思いますよ
(しびる)>さいかもオトナになったってことだろ
(のりこ)>オトナかあ んー
posted by 篠原しびる at 22:36| シンガポール ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

連作22 涼連作07 あおいそら

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 種別 連作系第22期 涼連作07
 題名 『 あおいそら 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年01月24日00時29分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【涼連作】07 あおいそら

 Sibi-Tem V.4.1

 飄々と涼しげな でも無責任じゃなくて 涼連作 #07(B群)
 



          『 あおいそら 』


                        作:しびる





  雨が降っても雪が降っても どんより鉛色の厚い雲だって その
 上にはいつでも青空が拡がっている あたりまえだけど雲ひとつな
 くて 透明度を増した空気が なにものにも遮られることなくどこ
 までも 遥か下方の雲を照り返し 青い空は拡がっている
  なにかの折にふと 気持ちだけが上昇する 青白い昼間の月を目
 指して 勢いよく雲間を抜け ほんの数秒で到達する 地球の自転
 に速度を合わせ 視界はすべての方向に 壮快感に若干の不安を混
 ぜて どこまでもどこまでも 青い空はなぜ青いのか

 『さーゆりっ ほら 見えてるかな さゆりってば』
  瞬間に視界が変化する 目の前に明りが明滅する なにかと思え
 ば鼻先に振られる手 その向こうに女性の顔 なにが起きている
 『電池が切れちゃったわけ お腹空いてるなら分けてあげるわよ』
 『はあ いやいや お昼は食べたから なんかぼーっとしてて』
  中庭の噴水の脇でぼんやりしていたらしい 3講目の講義が終わ
 って いや確か途中で抜けてきたと思う 窓の外の天気が良かった
 ので 青い空を見上げているうちにふらふらと よく覚えていない
 『ふうん さゆりは夜遊びが過ぎるのよね 少し自重しなさい』
 『あまり遊んでないけど なんか疲れてるかな なんだろ』
  喋っているのに 相手の名前がすぐに思いだせない 毎日のよう
 に逢って話している仲良し なんだっけ まだぼんやりしている
 『病気じゃないの しゃんとしなさいよ 精神力ね なにごとも』
 『さゆり そうか あたしってば さゆりって名前だったか いつ
 お昼を食べたんだろ こんなに天気が良くって ふあああ』
  空を見上げて生欠伸 周囲には屯する学生達 そろそろ昼休みだ
 ろうか 気怠い空気に噴水の飛沫がそよぐ みんな楽しそうになに
 が楽しいのか 隣りに座る女性の名前 聞いたような名前だった
 『まだボケてるのね 聞いた端から忘れるってのはあるけど 自分
 の名前なんて真ん中じゃないの 真ん中を忘れると重症よね』
 『そうかもしんない ええっと あなたは誰だっけ ごめん』
  冗談にもならない 真顔で質問すれば不気味な喪失感 どこかで
 切断された回線を 間際で眺めているような未視感 風景すべての
 情報が まるで衛星中継のように僅かにずれる そうだ確か
 『い い いずみさん ああっ いずみちゃんじゃないの なに』
 『なにって さゆり いつになく変 ようやく正気に戻ったかな』
  頭の中のモヤ その一部に隙間ができる 垣間見えるのは現実世
 界 同じ英文科のいずみちゃん それを拠り所にどんどん拡がる
 『さっきまで誰と喋ってたのかしら 食べる タクアンのお寿司っ
 て嫌いなのよね いらないなら捨てちゃうけれど どうする』
 『ううん お腹は膨れてるから きっとなにか食べたのかな』
  かなり回復したものの 妙な感覚は拭いきれない ベンチの脇に
 くずかご その中に落下してゆく生協のお寿司弁当 緑色の人造バ
 ランがヒラヒラ 回転しながらタクアン巻 醤油入れの金魚がゆっ
 くりと すべてがスローモーションで見えている なにか変だ
 『寝惚けてるんでしょ それとも危ない薬かな 危ないわよ』
 『くすり くすり くすりってなんだっけ ええっと ああああ』
  またぼやけてくる 言葉の意味が薄れてゆく 見えている 見え
 ているのに遠くなる 意識に力を込めないと どんどん現実味がな
 くなってしまう どこかから笑い声 誰かを呼ぶ声 クラクション
 『こりゃダメだわ さゆり もう帰りなさいよ きっと頭の病気ね
 どろんって目が死んでるわよ 魚みたいな目をしてるもの』
 『なんかぼーっとしちゃって ごめん なんの話だっけ』
  まただ 鼻先に手が振られ 覗き込んでいる女性の顔 見たこと
 のある女性 凄く仲が良くて毎日のように逢っている なのに名前
 が思いだせない たまらなくなって空を見上げる 真っ直ぐに太陽
 の光 光の洪水は徐々に青く染まる 青いモヤ とても青い
 『凄くいい天気 なんか気持ちがいいなって だから教室になんか
 いられないの どこまでも青空が拡がって 綺麗なのよ』
 『ふうん なにかもうメチャクチャねえ 相手してられないわ』
  隣りの女性が立ち上がる それがキッカケになり目を閉じる 周
 囲の喧噪が唸る 奥歯を噛み締めるごとに聞こえなくなる スッと
 肩の力が抜けて項垂れる 座っているのも怪しいくらい しかしあ
 たしも立ち上がっていた 自分の頬が勝手に歪む
 『もう大丈夫 ちょっと疲れていたのよね 4講目は同じでしょ』
 『心配させないでよね 怖いじゃない 人類学は旧館よ』
  視界だけを軸にして あたしの意識は逆立ちをしている 空に向
 かって落ちてゆく 瞬きをすれば引き剥がされて 本当は空の方が
 下だったのだ どうして今まで気付かなかったのだろう 空に向か
 って落下する 勝手に喋る体が繋ぎ止めているだけだ
 『たまにぼーっとしちゃって その時はなにか考えているのに あ
 とになると覚えていないのよね ははん 夜遊びは控えなくちゃ』
 『なら合コンはキャンセルするわけ でもないか さゆりから飲み
 会を取っちゃえば残らないものね 18時集合 時間厳守のこと』
  剥がれる剥がれる もう少しのところでぶら下がって 体が歩く
 たびに剥離の予感 剥がれれば空に向かって落下する 恐怖と安堵
 が交互に沸き上がる 足の届かない深み 真っ暗な部屋
 『でも真剣に さゆり 具合が悪いのなら無理しない方がいいんじ
 ゃないの さすがにさっきはおかしかったわよ 目が死んでた』
 『もう二度と大丈夫な気がするの きっと大丈夫ね なぜか』
  あたしの体が髪をかきあげた 剥がれた 最初はゆっくりと そ
 して徐々に速度をあげて あたしは空に向かって落下する 見上げ
 れば地上 あたしの体が小さくなってゆく
 『ほんとーかしらねえ 頼むわよ 途中で変にならないでね』
 『凄くいい天気 とても清々しいじゃない あれ なにかしら』

  あたしの体と視線が絡んで それが最後の地上物だった すぐに
 地上も見えなくなり 周囲は白いモヤ 突き抜ければ一面の青空が
 拡がる どれくらい落下したのか 青い光に包み込まれて もうな
 にも感じられなくなった なにもかもどうでもいい
  どこまでも拡がる青い空 なぜこんなに青いのか 意識すべてが
 青色で満たされる ただそれだけ なにもかもとても青い







             》 しびる 《
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(のりこ)>ふうん 青い空が下だとイヤですよね なんかこれは例
      の鏡遊びに繋がりますか 空に落ちるのはわりと一般的
      なイメージですが 実際描いちゃいますかね
(しびる)>まあな でもほらやっつけておかなきゃいけないイメー
      ジだろ 描きもしないでえらそうなことは言えないし
(のりこ)>それもそうですけどね ココロが分離してどこかに行っ
      ちゃうってことってあるんでしょうか 比喩的にはある
      でしょうけど ココロの病気でもなしに
(しびる)>ないこともないんじゃねーの 病的じゃなくてもさ な
      にか急にふっきれるときとか 逆にとんでもなく重いも
      のがやってくるときとか そゆときはなにかがどうにか
      なってるんだろ 増減や分離融合なのかはとにかく
(のりこ)>むうん 分離しちゃった方にも意識ってあるんですかね
      そゆのは分離してどうなっちゃうんだろ
(しびる)>消えてなくなるんだろ 死ぬのと同じだ
(のりこ)>死ぬと意識って消えてなくなるんですか
(しびる)>だろ 死んでまで意識を保ってなきゃいけない方がタイ
      ヘンじゃねーのか? 死んだらもうカンベンしてくれよ
(のりこ)>それはそうなんでしょうけど
posted by 篠原しびる at 23:51| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

すきま あにめだいすき 45

(しびる)>ういーっす なんか眠くてさあ カゼかなあ んー
(のりこ)>あ おはようございます それはそれは んじゃまとっ
      ととお帰りになって寝てください あすは休みでしょ?
(しびる)>まあどうにかすりゃ休めるかな 急ぎじゃない仕事を溜
      めてるだけだし こゆときはアニメやコミックスを片さ
      なきゃなあと思って出社したわけ で ビールくれ
(のりこ)>調子悪いなら帰って寝ればいいのに なんだかなあ
(しびる)>いや 調子は悪くないんだわ 経験則で眠気が過剰なと
      きはカゼ気味だって判断できるだけで けっこう快調な
(のりこ)>それはなんですか カゼとかそんなのはテンションやモ
      チベーションに関与しないってことですか 死にますよ
(しびる)>ヤなこと言うなよ 上司が機嫌よく仕事しようってとき
      にさあ ちょいカゼなんざビール飲んで騒げば治るって
(のりこ)>あえて言わしてもらいますけど バカじゃないですか?
      暑いお風呂に入って ぐっすり眠るってのならとにかく
      ビール飲んで騒いで治すカゼなんてありますか
(しびる)>上司つかまえてバカって言うなよバカちんが 体調なん
      ざ気合いでどうにでもなるっての オトナの致命傷はメ
      ンタルな部分にこそある ハートな ここが大丈夫なら
      大丈夫 だから大事にしろ 上司のハートを
(のりこ)>なんですかそれ(とほほ) こんな夜中になにを叫びま
      すかねえ んじゃま上司さまのハートを大事にするって
      方向でやりますけど ビールはダメですよ 熱は?
(しびる)>熱はない まったくの平熱 てか普段より低いくらいな
      発熱しない外科手術を施してあるからさ それは大丈夫
(のりこ)>なにがなにやら まあいいです 眠くなったら途中で寝
      てくださってもかまいませんから てことでコーヒーを
(しびる)>休みの前だからどんどこ飲めると思ったのになあ むー
(のりこ)>ホントはコーヒーもダメなんですけどね ホットミルク
      なんか飲めないでしょ だから文句言わないの
(しびる)>軽くあしらわれてるし まあいいや んじゃなにやるか
      って アニメ枠で立ち上がってるな どれやる?
(のりこ)>ってゆーか しびさんは最近なにをご覧になりました?
(しびる)>んー まあレギュラーものかね 『ホスト部』とか
(のりこ)>いい感じに安定してますよね 新キャラのボサノバくん
      ホスト部はホント 悪人設定がストライクですよ
(しびる)>流して見てるんだけどなあ 笠野田ってレギュラーにな
      るのか? 次回も絡んでくるみたいだけどさ
(のりこ)>やっぱ新撰組はコスプレの基本ですか
(しびる)>そうなんじゃねーの 腐女子の趣味は詳しくないが
(のりこ)>ハルヒちゃんが混じると塚趣味ですけどね
(しびる)>ヅカって あー宝塚か まあなんでもいいや あと続き
      に『無敵看板娘』も見てる あいかわらずの内容だけど
(のりこ)>こっちも安定してますね 今回はお互いのお店のナゾ紹
      介でしたけども 殺伐とした設定の中にも暖かみが?
(しびる)>仕事はちゃんとしろよ 生活の基本なんだからさ みん
      ないい大人じゃん 殴る蹴るのってのはダメだろ
(のりこ)>それを外すとなにも残らないですけどね 前回みたいな
      批評したてらば 今回はエキストラの人たち総動員でし
      たし ちゃんと社会性もあるってことの証明ですよ
(しびる)>んじゃなにお前? あの作品を評価してるわけ?
(のりこ)>ぜーんぜん 見るのも時間のムダです
(しびる)>なんだそりゃ まあいいや あとは『ひぐらし』かな
(のりこ)>バラバラ殺人とか もう慣れちゃいましたね また誰か
      が凶悪な顔して殺人するんだろうなあって
(しびる)>罪滅ぼし編か これがおそらくラストのユニットだろ?
(のりこ)>でしょうね 2クールものでしょうし 10月の改編を
      考えれば ラストが罪滅ぼしってのは予定調和ですし
(しびる)>村中が有毒ガスで全滅ってのはやっちゃってるし 最期
      の清算はどうするね? 何人か逮捕されるだけじゃ締め
      としてはゆるいだろ ここはどかんと核爆発とか
(のりこ)>なんか前ユニットではタタリの実働部隊は存在しないっ
      てことになってたじゃないですか ここはやはりツイン
      ピークス方式で マジの悪霊が現われて大オチですよ
(しびる)>ここまで引っぱって悪霊オチかよ まあ ありものコピ
      ペの作品だし そゆのもアリかな しょーもないけど
(のりこ)>あの刑事さんが犯人ってパターンはなかったでしょ そ
      れを絡めてそうきたか! のオチにかぶせて山から悪霊
      が現われて うわーってことでエンディングですよ
(しびる)>ありそうだな んじゃそれ採用ってことで あとは『ケ
      モノヅメ』か あの喪黒福蔵 あいつ悪人キャラか?
(のりこ)>次男坊くんをそそのかしてますよね しかしまあなんと
      も欲望まみれな作品でしょ うんざりしますよね
(しびる)>そこはまあ別にいいと思うけど とにかくこれはって女
      はみんな食人鬼なのな イヤな世界観だ
(のりこ)>それは設定だから仕方ないでしょうけどね あの山田く
      んって やっぱし最後は食べられちゃったんですよね
(しびる)>そうなんだろ サナ入り指定なのに なに見てるんだろ
(のりこ)>んじゃ辞めればいいじゃないですか
(しびる)>あとあのモビルスーツ 電池を引っこ抜いて動かないの
      な 設計上の盲点とかそんなレベルじゃないだろ
(のりこ)>まあ 電源を切られるとどうこうってのは エヴァ以来
      の伝統ですし そこは基本に忠実ってことで?
(しびる)>かもな あとは『となグラ』とか 前回の水泳大会はお
      約束として 今回の新任教師がライバルってのもお約束
(のりこ)>こっちも基本に忠実ですよね こんなオッパイアニメに
      なんの感想もないですけど まあいいでしょ
(しびる)>こゆのをぼやーっと見てるのもラクでいいじゃん 評価
      がどうこうってレベルじゃねーけど あー『つよきす』
      が始まったな ちゃんと25分遅れか
(のりこ)>最近では野球延長って珍しいですよね 野球人気が落ち
      ちゃって 時間延長しなくなったのはいいことなのかわ
      るいことなのか アニオタさんは喜んでますよね
(しびる)>いいことに決まってるじゃん たまーにU局で延長する
      と逆に慌てるよな 生でチェックする分にゃ関係ないが
(のりこ)>ですね しかし深夜にアニメを持ってくるって同居の仕
      方があったとは ついぞ10年前じゃ考えられなかった
      方法ですよね これはこの国の文化に大影響ですよ
(しびる)>まあな オッパイアニメやパンツアニメやグロアニメが
      普通に地上波で流せるんだもんな こゆものは太くなっ
      たネットの回線で流布してゆくものだと思ってたが
(のりこ)>こんなアニメが流れてるなんて 一般の人はそんなに知
      らないですよ テレビ欄にはナゾの4文字が記されるだ
      け それが若手お笑いさんのバラエティか 売りだし中
      のアイドルグループのおふざけ番組かなんて 録画でも
      して確認しなきゃわかんないですもん
(しびる)>そゆこった 街の端っこに風俗街があるよりも もっと
      簡単にそれでいて完璧な隔絶 よく考えたもんだ
(のりこ)>ですね まあこの国の売り物はアニメやコミックスだっ
      たりするわけですし 基幹産業を支えるって意味でも大
      切なことです って某党の総裁候補の人が言ってました
(しびる)>深夜アニメについては言及してなかっただろうが(笑)
(のりこ)>言ったも同然です(笑)
(しびる)>まあいいけど
posted by 篠原しびる at 02:11| シンガポール ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | すきま あにめだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

すきま てれびだいすき 33

(しびる)>ういーっす 涼しいよな もう秋か
(のりこ)>あ おはようございます 秋ですかね 昼間はまだ真夏
      ですけど そういやきょうの空はやたら高くてー
(しびる)>いや 天気の話はいいんだけどさ きのう『松本人志の
      すべらない話5』がやってたな キー局じゃ半年前に流
      してたのに この扱いの低さはどうよ? 問題だろ
(のりこ)>はあ たしか来週だかに『6』が放送されますから そ
      のための在庫調整じゃないですか そんなものですよ
(しびる)>ふむ まあたしかに『4』はちょっとできが悪かったし
      しかし松本はどうもガキのフリートークネタを再利用す
      るよな 今回のサウナネタとか 前回の携帯ネタとか
(のりこ)>フリートーク仕事ばかりの方ですからね なかなかにそ
      のへんは仕方ないんじゃないですか そもそも全仕事を
      押さえる視聴者なんてのは レアの部類に入るでしょう
      し ほら 紳助さんだってそゆこと多いでしょ?
(しびる)>お笑いをチェックしてるヤツなら ままダウンタウンの
      仕事は全部押さえるものだろ? 松本が神様だって感じ
      られない感性じゃ なにも始まらないし意味ないわな
(のりこ)>断言しますねえ でもまあそうかな いまの若手さんと
      いうのはつまりダウンタウンチルドレンですもんね
(しびる)>そゆこった バラエティ番組のバカ騒ぎのフォーマット
      は歴代の大御所が順に作り上げて 基本構造は『ひょう
      きん族』なんだと思うけど 笑いの感性の部分ではダウ
      ンタウン前後にゃ完璧な境界線があると思う
(のりこ)>紳助竜介さんがデビュー当時のダウンタウンを見て解散
      を決めたって逸話は既に神話ですもんね
(しびる)>まああれは多分にリップサービスもあると思うけど 状
      況的にはそうだったんだろうな ってことで今回の『す
      べらない話』だけど やっぱ ほっしゃんとジュニアか
(のりこ)>私はケンコバさんを評価してますけど ほっしゃんさん
      はとにかく ジュニアさんは困ると松本さん話って感じ
      じゃないですか 絡められると笑わなきゃいけないとい
      う空気で あれはいただけないですかね
(しびる)>きついな ジュニアのタクシーネタなんて最高だったじ
      ゃん あとやっぱ河本か 身内ネタの河本 って評価が
      固定する前に流れを変えてきたのはいい感じだし
(のりこ)>徳井さんは初登場ですか なんかちょっと構成が弱い感
      じですよね そもそもちょっとフリートークの弱げな感
      じの人ですから ピースの綾部くんって知ってました?
(しびる)>どこかネタ番組で見たかなあ 今回は背番号ネタと風呂
      のドアネタの2本か 事前の人物評が定まってないと作
      り込みの部分が目立って損だよな 次回はあるかね
(のりこ)>若手くん達もどんどんがんばらないと
(しびる)>まあな あと宮川は安定してるよな けっこう実力があ
      るし ホント言うとちょっと評価してるんだわ
(のりこ)>それに関しては同感ですね 活舌もいいし
(しびる)>ふむ あ『ブラバラ』に浅草キッドがでてるな なんか
      最近ちょい見るけど 番宣かなにかか? なんだっけ?
(のりこ)>えーっと なにかありましたっけ ままレギュラーでそ
      こいらにでててもおかしくないコンビですけどね
(しびる)>だわな ホントなら爆笑の場所には彼らがいてもおかし
      くないというか 実力なら問題なく浅草キッドだろ
(のりこ)>軍団系ですしね でもやっぱしちょっと毒がキツイとい
      うか一般的じゃないというか ややアングラですし
(しびる)>そんなこたあねーだろ 師匠は世界のキタノなのによう
      あんなアングラなオッサンが評価されてるのに
(のりこ)>そう考えると爆笑問題の田中くんの意味って大きいです
      よね 彼が一般化の触媒ってわけでしょ?
(しびる)>なるほどそうか まあいいやそのへんは しかしなんだ
      な この番組のいいかげんに作ってますってスタンスは
      鼻につくよな ちっちゃいテレビじゃ見ずらいだろうし
(のりこ)>画面中に額縁作ってコーナーにちっちゃく出演者とコメ
      ントでしょ 30V以下のテレビじゃ見れないですね
(しびる)>あーそういやきのうの『おしゃれイズム』に満里奈でて
      たな あいつMC降りてゲストになってやんの
(のりこ)>若奥様ですもんねえ ちなみに来週のゲストは翔さまで
      す このところちょっと露出の多い翔さまはなに系だろ
(しびる)>相川翔ってどの番組でも同じだよな なんかDVDあた
      りの告知か? 記憶にないってのは問題なんだろうけど
(のりこ)>映画だったかな んー 隣りの『クイズファクトリー』
      にあびる優ちゃんがでてますね あとケンコバさんに江
      川先生だし あびる優ちゃん謹慎解けたんですね
(しびる)>らしいな この数日やたら見るし そもそもどっちでも
      いいようなもんだけど ベッキーの枠とかが減らなきゃ
      いいのになあと思う がんばれベッキー うらー
(のりこ)>しびさんは好きですもんねえ ベッキーちゃん(笑)
(しびる)>ふむ んじゃベッキー話で落ちたから締めるか
(のりこ)>なにも落ちてないのに(笑) んじゃ終了ということで
posted by 篠原しびる at 00:55| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | すきま てれびだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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