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2006年10月18日

すきま RDSだいすき 05

(しびる)>ういーっす なんか久しぶりな枠だな
(のりこ)>あ おはようございます アニメ枠のいくらかはRDS
      で片してもいいかもしれませんが コーヒーっす
(しびる)>だわな そんなめんどうなこと現実的じゃねーし別にR
      DSの数字を延ばしてどうこうするじゃなし
(のりこ)>ぶっちゃけ話ですね ならなんで きょうはこの枠で?
(しびる)>なんだっけ あーそうそう 防備録代わりにしておこう
      と思ってさ ちー太郎のシステムのバージョンアップの
      知らせがきてた 11月のいつだか
(のりこ)>ほわあ 東芝さんとこですよね タダですか?
(しびる)>いや タダってこたあないだろ 2000だか3000
      だかそんなのだ ネットで落としてくるのな
(のりこ)>ふうん そんくらい払うならかなり便利になるんですか
      ね 延長に対応してもらうといいのにと思いますよ
(しびる)>野球とかの延長な もうしばらくそゆのは時期的に関係
      ないだろうけど たしか書いてあったぞ でもどうかな
(のりこ)>書いてあるなら問題ないでしょ あーそうか EPGと
      かが電波とかネットとか そゆのですね
(しびる)>まあそゆこと ウチは通信系のインフラが整備されてな
      いからなあ こっちの位相にまで影響して問題だな
(のりこ)>ですね んじゃバージョン上げても仕方ないかもしれま
      せんね もったいないだけかもしれませんよ
(しびる)>それだけじゃねーだろうし とにかく買うべし
(のりこ)>了解っす ちーくんが少し賢くなります てか ききわ
      けがよくなるのかな 話早いじゃん ちーくん 的な?
(しびる)>なんかよくわからんが そんな感じだな
posted by 篠原しびる at 21:07| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | すきま RDSだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連作24 寧連作04 青空に淡く浮かんで

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 種別 連作系第24期 寧連作04
 題名 『 青空に淡く浮かんで 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年04月27日00時52分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【寧連作】04 青空に淡く浮かんで

 ST V.4.2 the Sibylline Books

 寧日を語るなら 丁寧よりも寧ろ激しく 寧連作 #04(B群)
 



        『 青空に淡く浮かんで 』


                        作:しびる





  青い空に青い海原 遠く水平線が丸く見えるのは 地球が丸い証
 拠ではなくて 自分の眼球が丸い証拠らしい 常に逆説を信用する
 のは それはそれで錯覚かもしれない そう考えるとすべて怪しい
  青い空に青い海原 海の色は空の色 空が青い理由と同じで 海
 の青さも 別段青い粒子が混じっているわけではない 光の束の根
 性の強弱だ 青い光には根性がない ならば海の底は夕焼けなのか
  青い空に青い海原 遠く浮かぶのは真白な船影 海鳥も白く旋回
 している 耳鳴りのような潮騒は 波に擦れる風の音か それとも
 風に削られる波の音か 同じなら潮騒のような耳鳴りかもしれない

 『青い空に白い雲 わりと 低いところに浮かんでいるんだよな』
 『半分正解 今はね 空と海のことを考えてたの あ こっち側』
  左に座ろうとするから 慌てて制止して右側を指さす 利き腕の
 方向に対処すべきものを配置する それでも毎回説明するハメに
 『ふうん もっと細かいことで悩んでるものだと まあいいか』
 『悩んだりしないもの 自分のしたいようにしてるから』
  少し高台にある墓地 海原を見下ろすイメージは きっと天気の
 良い日に下見をしたのだと思う 夜はなおさら寂しいところ
 『なにしに来たの わざわざ追いかけて来たわけ 意味ないわよ』
 『別に 心配はしてない 泣いてればかわいいのに 無理か』
  なぜ泣く 天気が良くて 丈の短い草の上にヒザを抱えて座り込
 む 暖かい風に潮の香り 周囲の雑草は 葬られた死体を栄養に育
 っている いや火葬ならば 土に還ることもないのだろう
 『どうして 悲しいことなんてないのに 凄く機嫌がいいくらい』
 『ならいいんだ でも普通は 疎外されるとイヤな気分になるもの
 だから これ飲む さっき途中の売店で買ってきた 柿ジュース』
  疎外されるってことは どこかの時点で共通項を見いだしていた
 ってこと 最初から馴れ合いなんて皆無なら 疎外されることは不
 可能になる こんなに簡単な理屈もない 馬鹿げた心配だ
 『いつも来てるみたいだね 売店の人に聞いたよ この柿ジュース
 マズイからほとんど売れないって ほんと ひどい味だ』
 『嬉しがって買う人間がいるのよ いらない 美味しくないなら』
  そろそろ正午になるだろうか 午前中の授業を途中で抜けだして
 いつものように電車に乗って そしていつものように墓地にやって
 くる ゆっくりと流れる時間は 着色料を使わない普通の時間
 『ここって 墓地だろ 丘の上にある海の見える墓地 こんなとこ
 ろで考え事 耽美的よりは ナルシズムに近いものがあるのかな』
 『正解 褒めてあげるから帰りなさい 今は必要ないのよ』
  見なくてもわかる 困ったように唇を歪めて 数回瞬きをして向
 き直る 台詞は違えども意味は同じ 意味のないことをこれ以上聞
 くのは無駄 ゆっくりと移動する船影に視線を固定する
 『すぐ帰る もう少しすればね いつまでもこんな陰気な場所に座
 っていられない なにが楽しいのか知らないけれど』
 『楽しいのよ それにほら そのすぐ後ろ あたしの父親が入って
 るの ファザコンだから こうして座っているわけ 納得した』
  父親が埋葬されているのは事実 しかしそれはあまり意味のない
 こと きっかけ以上の価値はない こうして座っているのは海が見
 えるからだ 肉体が亡びれば魂も消えてなくなる 常識だ
 『ああ そう お父さんいないのか てっきり自殺でもしに来たん
 じゃないかって なるほど 悪いこと言ったかな 謝ろう』
 『嘘よ 父親ならいるわ 殺しても死なないくらいに元気なのが』
  面倒になって寝転がる 見上げれば青空に真昼の月 青白く無表
 情に輝きもせず 真昼の月は空の染 雑草の香り 潮風の突風
 『どの話が本当なんだろ とにかく それほど深刻じゃないのは理
 解した 凄い形相だったから ただ事じゃないと思っただけ』
 『ばか相手に 腹を立てても仕方ないじゃない 無駄なことはしな
 いの あんなの生きている意味もないのよ 逆に哀れむわね』
  目を閉じる 遠く潮騒は耳鳴りだったか 潮の香りと噎せ返る雑
 草の香り 至福の時間に無粋な侵入者 この瞬間が永遠に続く錯覚
 を 邪魔する気なら突き落とそうか そうぼんやりと考える
 『ふうん なら大丈夫だな 学校にいないときは いつもここに来
 てるの はは 海に向かって叫んだりするわけ 青春だね』
 『もう帰りなさい ハッキリ言うわ 邪魔なのよ 話し相手が欲し
 いなら他を当たって 続けるなら 海へ突き落としてしまうわ』
  ゆっくりと静かに話す 暖かい日差し 会話にも飽きてしまった
 目を開け立ち上がり きびすを返す 墓石に足を掛けてその上に立
 つ 潮風にバランスを取りながら 初めて視線を合わせる
 『もういい 興醒め そんな顔でどうするつもり ご希望通り海に
 飛び込んであげようか 見物に来たんでしょ 構わないわよ』
  風に煽られて 隣の墓石に飛び移る 少し勢いをつければ本当に
 海まで落下しそうな そんな予感に惹かれながら 不意に訪れる潮
 風に揺れる この高さから水面まではどれくらいか 飛び込んでも
 死なない気がする 意識のどこかが痺れてしまっている
 『危ないって 邪魔なら帰るけれど 変に鬱屈してるなら 無理に
 でも連れてかなきゃとっ 捕まえた 危ないって言ってるだろ』
 『放してよ 触らないで ばかっ 放せばかっ ばかばかっ』
  腕を掴まれた 血液が逆流して言葉が紡げなくなる 堪らなくて
 墓石から飛び降りる 空いた左手で殴りつけて 足で蹴って暴れて
 みる 身体中のチカラが急速に失われてゆく 握られた手首が熱く
 燃えるように なぜあたしは拘束されるのか 遂に動けなくなる
 『せっかく捕まえたんだ このまま連れて帰ろうか それがイヤな
 ら このまましばらく海を眺めててもいい どうする』
 『放してよ あたしはひとりで いい のに って』

  チカラが入らなくて その場に座り込む 誰かの墓石を背にして
 仕方なしに海を眺める 変わらない潮風 遠くから潮騒 青い空に
 青い海原 先程の船影もどこかに消え去り なぜあたしはこんなと
 ころに座り込んでいるのか 意識の違った場所が痺れてしまう
  海を望む高台に 白い墓石の並ぶ場所 空高く昼間の月が青白く
 微妙に均衡していたなにかが ずっと彼方で波頭を見せ始めていた
 いずれ間近まで迫り あたしを飲み込んでしまう予感 だからひと
 りでいたかったのに 既に手遅れ 仕方なしに海を眺める








             》 しびる 《
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(のりこ)>いわゆるツンデレですか ちょっと違うかな
(しびる)>いや 真性ツンデレ趣味は本来こうだろ いまのデレは
      なにか勘違いしている 鬱屈した排他思考にわずかに混
      じる弱気な情動がデレの醍醐味だと思う
(のりこ)>なにかよくわかりませんが なるほど この彼女は学校
      でなにかあったんですね それを追い掛けて男の子が
(しびる)>そうなんだろうな そう描いてあるから でもまあ背景
      はどうでもいいじゃん こちらに向かってなにか説明す
      るキャラってホントはすごくヘンだし ふたりのあいだ
      で共通の認識は ふつうは語られないものだし
(のりこ)>そりゃそうでしょうけど それを言っちゃうとストーリ
      ーテラーができることってすごく少ないですよ?
(しびる)>そゆのを追求してたんだ 前にも話したけど できる限
      り削ぎ落として なにが残るのかなってテストだ
(のりこ)>ふうん あと お父さんのお墓で実際には元気ってこと
      は 彼女のお母さんは再婚したってことですかね
(しびる)>さあな
posted by 篠原しびる at 10:54| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

連作24 寧連作03 はばかりさま

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 種別 連作系第24期 寧連作03
 題名 『 はばかりさま 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年04月24日00時28分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【寧連作】03 はばかりさま

 Sibi-Tem V.4.1

 寧日を語るなら 丁寧よりも寧ろ激しく 寧連作 #03(B群)
 



          『 はばかりさま 』


                        作:しびる





  家族って概念は 生まれたときから既に 当然のように存在して
 いて 姉と両親と祖母 祖父はあたしが生まれる前に他界していた
 から除外するとして この4人は完全な家族 大抵のことは共有で
 きて ほとんどすべてのことについて 遠慮せずに会話することが
 できたと思う 数年前までは 家族の概念は実家に存在していた
  しかし今は少し違う いや表面上は少しの違いだけれど 実際に
 はまったく違っている 個人の親密な集合体だった家族 それが今
 では自分の意識の拡散か複製 家族の捉え方が完全に変化した

 『どうする ウチはウチでフルーツでも買おうか みんな一緒にっ
 てのも変だし どうせ他所もそうすると思うけどな どうする』
 『そうね 様子を見てからでいいんじゃないの 金封だけなら そ
 れこそ揃えた方が 逆にウチがいちばん濃いわけだもん 決まり』
  夫とふたりタクシーに乗って 前方の交差点を左折する予定 曲
 がったすぐのところに総合病院が建っていて 通りを挟んだその向
 かい側には 少しハイソなスーパーがある 絶好の立地条件
 『まあ それもそうか 同年代なら妻帯者はいないし 役付きの御
 仁達に勝っちゃうのも問題かもしれない ああっと 何時だっけ』
 『3時 まだ2時半過ぎ あたしだけかあ なんか緊張する』
  どこでこんな話になったのか みんな誘い合わせてのお見舞いだ
 ったりする 入院患者は初老の男性 夫の勤める会社の重役であり
 さらにはあたし達の仲人さん 本当は独断専行がよかったのに
 『見舞いますって 気合い入れない方がいい できれば普段着がさ
 りげなくて プライドの高い人だからね 嫌だろうね きっと』
 『うん わかんなくもないけど ジーンズでってわけにもいかない
 し 初対面の人もいるでしょ 常識がないって思われるのもねえ』
  盆と正月くらいの疎遠な付き合いだったから 入院されていたの
 も手術後に知った不義理さ しかし終生現役を論じる人らしいから
 雰囲気として 見舞いは遠慮するべし的な空気が流れていた
 『あたしは なんて挨拶すればいいのかな こんな時って 会社の
 人にはお世話になってうんぬんぬんだけど 紺野さんには』
 『ううん ご気分はいかがでうんぬんぬん で 奥さんには そう
 だねえ 見舞いが遅れての話より ああ やっぱり花でも買おう』
  すぐに見舞いに行かないって 実家の両親にも叱られた 夫のご
 両親も同じ意見だったらしいけど 微妙な雰囲気は仲々に説明の難
 しいもの それはしかし 裏返せば先様に対する危険度の高さだ
 『花瓶を持って退室するのもねえ 楽だけど なんかロクに挨拶も
 できない子供みたいで 恥ずかしいでしょ それじゃ』
 『別に 必要以上のことは無理しなくても 花くらい買っても抜け
 駆けにはならないだろうね ウチは立場的には身内の次だし』
  その次元で話せばすべてがそうなのだけど 停滞気味の道路をの
 ろのろと進み ようやくタクシーは交差点を左折 向い合った歩道
 には人の波 どこもかしこも人だらけ 病院にもスーパーにも
 『身内の次ねえ 勘弁してよって感じかな あ 少し手前で結構で
 す そのケータリング車の後ろに 悪いことは言いたくないけど』
  運転手に停車位置を指示する 基本的に合わないのだ 確かに夫
 の上司であり地位も名声もある御仁 さらには俳句だかなんだかの
 免許皆伝だとかどうとか しかしただの老人である つまりは
 『なんか今日はハッキリ言うじゃない でも病気で臥せっている人
 に関しては あまり悪いことは言わないように それは良くない』
 『うん ごめんなさい ちょっと緊張してたから もう言わない』
  タクシーは指示通り花屋の配達車の背後に停まる あたしが左で
 夫が右 ドアが開くと外気と共に街の喧噪 バッグを握って歩道に
 降り立つ 振り返れば 料金を支払う夫の目尻に笑い皺
 『まだ時間があるね でもなにかする時間もない もう誰か来てる
 かもしれないけど どうする 談話室に行こうか』
 『そうね 遅刻してもいけないし 早いくらいがいいんじゃない』
  向かいのスーパーの入口に花屋 目の前に駐車する配達車はその
 花屋のものだ 結局手ぶらになるけれど 誰か年嵩の上の人が仕切
 ればいいことだと思う そもそもイベント自体に問題がある
 『あ どうも梶原さん こちら奥さんですか はじめまして』
 『こりゃどうも そう 妻のりかこです 彼は営業3課の真野君』
 『どうも はじめまして いつも主人がお世話になっています』
  不意の声はあたしの正面から いわくありげに歩いてきた若者が
 夫を回り込んで挨拶する おそらくそうじゃないかと思えばそのと
 おり 営業3課なら課が違う 今回はどのような構成なのだろう
 『いえいえ お世話になっているのは僕の方で ところで梶原さん
 帝大組なら岡本部長も来られるわけですよね どうでしょう』
 『それは 来られるんじゃないですか 紺野常務は代表ですからね
 ましてや病気見舞い 確執はこの際でしょう おそらくはね』
  聞いたことのあるようなないような名前 夫は家ではあまり職場
 の話をしない この真野氏とも親しそうだけど 顔はおろか名前す
 ら初めて聞いた 歩き始めたふたりに続いて あたしは少し遅れて
 歩いている あたしは黙っているのが正解だと思う
 『見舞いなら行かない方がいいくらいですよね 逆に悪くなっちゃ
 ったりして 手術は心臓ですよね いいのかなあ 知らないけど』
 『君が心配することじゃないです おや あれは伊吹さんかな』
  誰か知り合いを見つけたのか そろそろ集合時間の15分前 雑
 踏の中に視線を泳がせる そんな夫の姿を横で確認し 真野氏は慌
 てて駆けだした また挨拶をしなくてはならない 少し気が重い
 『どの人 上司の人なの なんかあたし 緊張してきちゃったな』
 『大丈夫 紋切りで済むように話をするから 心配しなくていい』

  今となっては夫とふたりだけの家族 あたしの実家は姉の家族で
 夫の実家は義理の兄の家族 それぞれ本当の両親に兄姉だけど も
 う既に別の集合体 兄姉なんて連れ合いができれば他人になる 両
 親もソレ式 だからあたしの家族は夫だけになる
  双方が深い底の部分まで知ってしまっているけれど その逆に細
 かい情報がおざなりになったりして こんな時には少し反省したり
 もする でも微妙な機微なら手に取るようだから あまりまごつか
 ないで対処もできる 対外的にはふたりでひとりかもしれない
  だからどうかと言えば 別にどうってこともないけれど







             》 しびる 《
+++++++++++++++++++++++++++++++
(のりこ)>どんどん切り取る時間に事件性がなくなってきますよね
(しびる)>まあな そもそも事件性なんてないけど この頃は特に
      なにもないことを珍重するようなクセがあったからさ
(のりこ)>ウチの事務所ではあたりまえのことですけど なにもな
      いことを懸命に描写するって よく考えればヘンですよ
(しびる)>ヘンってのは意見だな なにもないったって なにもな
      いわけにもいかないし 維持するためにはなにか織り込
      まなきゃいけないだろ その濃度を極限まで下げる作業
      が醍醐味なのな あまりやるとホントになにもないから
(のりこ)>すごく理解できますけどね これでも長いことアシスタ
      ントをしてますから でも読者の人はどうなんでしょ?
(しびる)>ほとんど大半は同シチュあたりからの付き合いだし ま
      あ誰が読んでるなんてわかりようもないんだけど その
      辺は心配しなくていいんじゃねーの イチゲンの読者は
      なにこれ? ってスルーして終わり 好きにやろうや
(のりこ)>しびさんがそれでいいならいいですけど 物語を立ち上
      げるって作業も大事なんじゃないですか? てか基本的
      なスキルだと思うんですよ 作家さんとしては
(しびる)>やればできるもん 別に練習なんかしなくてもさ
(のりこ)>それも知ってますけどね んー まあいいのかな
posted by 篠原しびる at 03:38| シンガポール 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

連作24 寧連作02 昼食のちょっと前

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 種別 連作系第24期 寧連作02
 題名 『 昼食のちょっと前 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年04月22日01時20分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【寧連作】02 昼食のちょっと前

 Sibi-Tem V.4.1

 寧日を語るなら 丁寧よりも寧ろ激しく 寧連作 #02(B群)
 



         『 昼食のちょっと前 』


                        作:しびる





  今週は月曜日から直入りの直帰 端末を使っての定時連絡以外は
 完全に現場専従でのびのび勤務 と思っていたけれどそうもいかな
 くて ブースの設置は段取り変更 機材の搬入は業者の手違い 派
 遣のコンパニオンは国語力ゼロ ご近所さんが漏電でボヤ騒ぎを起
 こし 昨日などは女優のサイン会とやらで将棋倒し 軽傷者数名
  同じ事務機器でもOA関係は 期間中数十万人の巨大イベントだ
 ったりするのに 昨日の時点で水木金の3日間 荒計で総入場者数
 は1万人弱 今日明日の土日を考慮しても 3万人は辛いんじゃな
 いかって見込みらしい 文房具の見本市なんて一般受けはしない

 『そんなこともないでしょ 昨日の騒ぎを見てると 色があれば客
 は来るって感じ ウチもタレントが呼べればね なんてね』
 『色ってやな表現ですね 華って言ってくださいよ でもケガ人が
 でるほど集まってもアレだけでしょ 閑散としてますもん』
  海辺の巨大な埋立地 見渡す限りのだだ広い土地に巨大な施設群
 うんざりするくらい駅から歩いて 見本市会場は途方もなく大きな
 建物だ その気になれば世界規模のイベントが開催できるキャパ
 『卸業者と小売業者が対象ですからね こんなもんでしょ しかし
 まあ 午後には一般人も来ると思いますよ 土曜日ですからね』
 『大島さんは多いんですかココ あたしは初めてでして いや 新
 人研修の時に来ましたか あはは あの頃はもう少しいましたよ』
  施設群には連番が振ってあって 東西南北がアルファベットでE
 WSN そのそれぞれに1から4の番号 都合16棟が放射状に展
 開している 今いるのはS1棟 今回のイベントは1棟のみで開催
 『確か第4回の文具ショウでした そうそう ヌイグルミに入りま
 してね ああ やなことを思いだしたなあ 辞めようかななんて』
 『ナビ社さんは たまに奇抜なことをされますね ヌイグルミは覚
 えてますよ なんだ あの中に岩城さんが入ってたんですか』
  ウチは外資系の筆記具メーカーだ ナビゲーター万年筆 マスコ
 ットのナビちゃんは80年前のテレビCF 似非ルネッサンス
 『キャリア組が目標でしたから それが入社3週間目でヌイグルミ
 ですもん 真剣に転職を考えました 奥歯かみしめてましたよ』
 『いやいや 現場主義でしょ わざとやらせたりしますよね おや
 向こうのあの御仁は 岩城さんところの課長さんじゃないですか』
  まだ午前中 会場を見下ろして談話スペース 段取りに慣れてき
 たコンパニオンに仕切らせて あたしは遠くから鳥瞰する 他社の
 状況を観察するのも仕事の一部 課長の登場は計算外であったが
 『こちらに気付かれたようですよ それじゃ僕はこれで なんでし
 たら昼食をご一緒しましょうか あとで誘いますよ じゃ』
 『あはは それではそういうことで 課長が来るって聞いてないの
 に またごちゃごちゃ まったく はあ おはよーございまーす』
  タバコをもみ消して大島氏は退散 あたしは手摺から身を乗りだ
 して朝の挨拶 もう既に昼前 頭の中で会話の筋道が瞬時に4通り
 どれに決まるかは課長の表情次第 どうだか あ 手を振っている
 『これはこれは チーフ直々のご視察 そうそう朝イチに喜国物産
 の木村さんが陣中見舞いだそうで 派遣嬢に聞きませんでしたか』
 『いや なにも 木村が来たか コンパニオンはお前が面接したん
 だろ うちのロゴ入り娘が通路でタバコ吸ってたぞ 行ってこい』
  にこにこと恵比須顔だけれども 揉み手をしたところでフォロー
 にはならなかった そもそも業界の付き合いで出展している見本市
 だから 社としての位置付けは最低 ダメなら辞めればいいのだ
 『はあ ウチのロゴ入りですか ちっ ちょっと目を離すと油断も
 隙もない それはもうすぐ絞めてきます ダメですね派遣は』
 『岩城 全部お前の責任だ 文具協会の常任理事としての格を考え
 ろ 老舗のイベントだからな 業界人ばかりなんだぞ 早く行け』
  課長は微笑みながら怒髪天を突いている よく見ればウチのブー
 スには欠伸娘がふたりだけ 茶髪にメッシュのあとひとりがいない
 精密機械じゃなし説明は不要 黙って立っていれば仕事になる こ
 れ以上の会話は課長の不機嫌を助長するだけだ 慌てて駆けだす
 『岩城さん 叱られてましたね 休憩に誘ったのは悪かったかな』
 『あ いやいや そんなのじゃないですよ ウチのコンパニオンが
 サボってまして それも課長の目の前で 捕まえに行きます』
  途中のブースに先程の大島氏 ジャケットを小脇に抱えて女性と
 喋っていたところ 彼はサラリーマンらしからぬ風貌の通り まこ
 と真面目な職務態度とは思えない しかし営業の神様らしい
 『それなら 見つからなかったってことで そのまま昼食に出掛け
 ませんか なあに 現場なら船越課長に任せれば大丈夫ですよ』
 『はあ それもそうですかね いやいや そうもいきませんか で
 も魅力的な誘惑ですね どうしたものでしょう 10秒ください』
  人の勢いを削ぐ発言である 言われてみれば考えなくもない せ
 っかく課長にご足労願ったのなら いやしかし昼食となれば1時間
 は必要だろう 30分に切り上げても待つ身に長し さてどうする
 『そうですね 行きましょうか 大島さんに奢ってもらえる話を蹴
 るのも惜しいですし コンパニオンを連れて帰っても どうせ課長
 の説教ですもんね 意味的には冷却期間とエネルギー補給ですか』
 『話がわかりますね それでこそ岩城さん ミカちゃん それじゃ
 後は頼んだよ すぐに交代するからね 商談してくるから』
  大島氏が話していたのは同僚だったのか 危ない微笑みに片手を
 上げて ミカちゃんと呼ばれた女子社員との関係が容易に想像でき
 る 気を許すと食べられそうなタイプだ 締めて掛かるべき
 『商談ですか あたしの社章を外しておかないと メーカー同士で
 話とくれば やっぱり談合でしょうか なににしましょうね』
 『次回のコンパニオンの契約料でも決めますか ウチも高いばかり
 で馬鹿ばかり いっそナビ社さんみたいにヌイグルミかな』

  どこもかしこもがらがらのブースばかり 文具協会の鳴り物入り
 だから 義理か厄介の出展揃い 客だってどこぞの招待客 誰も必
 要としない見本市がなぜ続く 無駄の集大成だと思わないのか
  キャリア組へのワンステップなのか あたしひとりで現場を仕切
 る 入社5年目にしてこのポジション どう考えるも微妙なところ
 鼻息荒くでは渡っていけないことも この歳になれば知っていたり
 する 隣を歩く大島氏などは その権化かもしれないと感じた







             》 しびる 《
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(のりこ)>こちらは一転 テンポいいですよね 前半はちょっと掴
      みづらい展開ですけど 後半はいい感じで
(しびる)>だな キャラ増やした方がいいのかね 最小限で転がす
      方がいいと思ってたけど セリフ3人 登場5人か
(のりこ)>全編じゃなくて 今回みたいにちょいかましがいいです
      か 場面も替えてるでしょ 流れがいいですよね
(しびる)>ふむ 語呂合わせとかも効くな 高いばかりでバカばか
      り 実際に言ってみたいねえ スッキリするだろうなあ
(のりこ)>ダメですよ そゆこと言っちゃ(笑)
posted by 篠原しびる at 00:58| シンガポール 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連作24 寧連作01 わからなくて不安

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 種別 連作系第24期 寧連作01
 題名 『 わからなくて不安 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年04月06日00時56分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【寧連作】01 わからなくて不安

 Sibi-Tem V.4.1

 寧日を語るなら 丁寧よりも寧ろ激しく 寧連作 #01(B群)
 



         『 わからなくて不安 』


                        作:しびる





  不精で伸ばしていた髪がうっとおしくなり 部屋にあったリボン
 で結わえてみた 頭を振ると小気味よく ポニーテールも悪くない
 かわいらしいゴムを買ったり 色々とアクセサリーに凝る楽しみも
 それなりに 某かの主義主張があるように見えるのも面白い
  そもそも社会人じゃないから なにがどうだろうと摩擦もなくて
 よれたスーツに黒いネクタイ そんな姿で終日過ごす 猫背に半眠
 りの寝ぼけ顔 ろくに授業も出席せず 毎日をダラダラとなにをす
 るじゃなし 倦怠感なんて高尚なものじゃなく 怠けているのだ

 『失業中に見えるのかな どう思う 色はこれで良かったのかな』
  コンビニ袋には生活資材 Pボトルの烏龍茶 ヒジキと油揚げの
 煮物 2週間TV雑誌 カルボナーラの缶詰 新ジャガぽてち ス
 モモが3個 チンゲン菜 色がどうこうは白色パンスト2足入
 『それよりもクリーム掛かったのがあったでしょ なんで真っ白を
 買ってくるのよ こんなの看護婦しか履かないって まったく』
 『文句があるなら自分で買え そんなことよりも 失業中のサラリ
 ーマンに見えるのかな さっき声を掛けられた どう思う』
  パンストの平べったい袋を放り投げて さっそく新ジャガぽてち
 を開封する 回転台に乗ったテレビをこちらに向けて とにかく画
 面になにかが映っていなければ死んでしまう 禁断症状だ
 『ひとりで食べないでよ なに 失業中のサラリーマンって 仕事
 してなきゃサラリーは貰ってないじゃない 考えて話すように』
 『ああ そうか まあいいや 学生には見えないのかな さっきさ
 バロンの店員に 店長にならないかって 店長からの伝言らしい』
  バロンは近所のコンビニの名前 コンビニエンスストア・バロン
 名前の由来は不明 なぜコンビニが男爵 旧華族が経営するコンビ
 ニなのか 個人的趣味のネーミングなら劣悪 謎は深まるばかり
 『なにそれ そんなに仲良しだったの 引き受ければいいじゃない
 非常に向いてると思うわよ 晩ご飯はなに なに買ったの』
  ベッドの上で雑誌を眺めている女性 テレビに映るのは夕方の情
 報番組 ローカルタレントが粗末な料理屋を紹介している 窓の外
 は気味が悪いくらいの夕焼け 部屋の中はオレンジ色が基調
 『ヒジキ この前買って美味しかったやつ だって向こうは学生だ
 とは思ってないよ 面白いだろうけど どうかな 5講目ないの』
 『あるけど行かない 飲み会の留守電が入ってる ぴーって』
  確かにメッセージマークが点滅している パンストがどうこうと
 聞いたのは午前中 それからこの部屋は初めて きっと彼女は一日
 中この調子だったのだ ゴロゴロとなにをするじゃない無為な時間
 『仕入れとか面倒かな 今のバイト全部辞めて引き受ける手もある
 給料次第だろうけど なんかいい加減だなあ いいのかそれで』
 『別にいいんじゃないの バロンも疲れてるのよ 誰かに爵位を譲
 って引退したいんでしょ 凄いじゃない 貴族だもん』
  その件の店長は 見たところ20代の後半から30歳くらい 常
 に目の下の隈も黒々と 誠実そうな笑顔に哀愁を帯びて なにが楽
 しいのかって程に明るく挨拶 貴族の暮らしも楽じゃないのだろう
 『学生貴族って なんかさあ いんちきドラマのタイトルみたい』
 『いんちきいんちき 安く買えるじゃない 生活費が助かる』
  彼女は足をバタバタさせて雑誌に突っ伏す テレビは音を立てず
 にキラキラと輝く 内容に意味はない テレビジョンはテレなビジ
 ョン再現機であって ビジョンはただの視覚効果だ 音は必要ない
 『でもなあ きっと拘束時間は凄い 自由時間はないと思う 夫婦
 の危機が訪れるかもしれない 徒歩5分だけど職場だし』
 『夫婦じゃないでしょうに 結婚なんかしない あたしは理想が高
 いもん 貴族でもコンビニ店長じゃなーって 男爵って最下位ね』
  爵位は5階級 公爵に始まり侯爵で伯爵で子爵 男爵はその下で
 最下位 彼女も同じ欧州の古典文学を専攻している うつ伏せに寝
 転がっていると きっとそのまま眠ってしまう 眠り姫だ
 『あ そう ならいいけど 寝ちゃう前に晩ご飯にしよう それと
 も飲み会でなにか食べる びんが茶屋なら焼きおにぎりだな』
  留守電の内容は聞かなくてもわかっている まったくいつも決ま
 った文面 びんが茶屋に午後6時集合 びんが茶屋は居酒屋で 正
 式名称はカリョウビンガ茶屋 名前の由来はこれまた不明である
 『めんどくさい あたし寝る ヒジキは起きてから食べる』
 『なら仕方ないか ひとりで行くのも面白くないし』
  オレンジ色が朱色に変わる そのうち赤になって闇が訪れる 立
 ち上がらずに手だけ延ばして室内灯のスイッチ 長い髪を散らして
 彼女の後頭部 不機嫌そうに左右に振り 寝るから消せと言ってい
 るのだろう 邪魔するのも悪いから再び夕暮れ 朱色の世界
 『行けばいいじゃない でもひとりで帰ってくるように すぐに泣
 き入れて呼ぶでしょ あーれは悪い癖ね 寝てるから』
 『愛情表現の変種 今日はいいや 面倒だし飲み会も なんか』
  座り込んで立ち上がる気もしない 新ジャガぽてちも食べ終えて
 スモモを服で擦って洗浄の代わりに そのままかじって果汁が床に
 滴る スモモは果物の王様 近所ではバロンが最初に入荷する
 『そうすれば どちでもいいもの ウオッカの買い置きが腐るから
 飲んじゃってもいいわよ えうれか 寝酒に飲むかな 流しの下』
 『ゆりーかだろ なにで割る ウーロンなら買ったけど 確かハイ
 パー70が残っていたような気がして これも腐ってるか』
  舌の上でスモモの種を転がす 梅干し然り プラム・アプリコッ
 ト系は種の楽しみ そのまま仰け反ってシンク下のドアを開く 3
 割残ったウオッカの瓶 グレープジュースはいつからここにある
 『そのままでいい どうせ寝酒だから あ そうそう さっき思い
 だしたけど なんだっけ 今あたしなにしてたっけ ああっと』
 『寝てたろ 酒を飲むんじゃないのかあ ほら これ』

  彼女の横顔にテレビの照り返し この番組は青色が基本色 少し
 潤んだ瞳に青い閃光が明滅する 窓の外は赤を混ぜた黒 向いのア
 パートの廊下の蛍光灯が点灯する もうそろそろ夜の時間
  夕闇になにやら郷愁を感じて それでも今日は適当にごまかして
 しまう 胸の疼きは気付かなくても生きていける 眠ってやり過ご
 すのも手段のひとつ いや郷愁感なんて高尚なものではなくて こ
 れはやはり不安なだけ なにが不安なのか わからなくて不安







             》 しびる 《
+++++++++++++++++++++++++++++++
(のりこ)>ビンガ茶屋とか えうれかとか コンビニバロンもどこ
      かで見ましたか なんかデジャヴですね
(しびる)>基本は夕方恐怖症なんだけど それだけじゃ前にもやっ
      たネタだし この虚ろな感じをどうにか表現できないか
      って企画だな てきとうに日常を描写して その中にち
      ょっとずつ空虚な感じを混ぜていけないかとか
(のりこ)>んー テンションの低さとかは感じられますけど それ
      が空虚かっていわれると どうですかね
(しびる)>汎用できる表現じゃねーしな これくらいになってくる
      と 波長が合えば理解してもらえるとか そゆ感じかな
(のりこ)>それはダメなんじゃないでしょうか 強くいいますと
(しびる)>ダメだろうなあ でもまあこれが極めだしの1本じゃな
      いし まま実験の内かね 成功かどうかはとにかく
(のりこ)>1000本の1本ですけどね
posted by 篠原しびる at 00:56| シンガポール 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連作23 廉連作15 満月の下 桜色の

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 種別 連作系第23期 廉連作15
 題名 『 満月の下 桜色の 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年04月03日01時30分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【廉連作】15 満月の下 桜色の

 Sibi-Tem V.4.1

 廉直に清廉に 無心から始めるのもいい 廉連作 #15(B群)
 



         『 満月の下 桜色の 』


                        作:しびる





  スエットスーツを着込んでジョギングシューズを履く 腕時計に
 ウエストポーチ 中身は小銭と小形のスタンガン 今まで使ったこ
 とはないが 何事も用心の護身用 使わないに越したことはない 
  身支度を整えて時計を眺める そろそろ午後9時 玄関ドアを施
 錠して鍵はポーチに 階段を駆け降りて郵便受けを確認 中身はピ
 ンクチラシと紳士服のDM そのままゴミ箱に廃棄してマンション
 から飛びだした 見上げれば満月 快晴の夜空に星は見えない

 『遅いぞ よっちゃん 時間厳守 もたもたしてると置いてくよ』
 『遅れてないって 最初は9時半に公園だったのにさ いいけど』
  マンションはデコボコと多角形 その一辺が道路に面してメイン
 ゲート 管理事務所は午後5時以降は無人になる 樹木の透き間か
 ら道路に飛びだし 街灯の明かりの下 桜色の姿があった
 『なら9時にここでしょ 30分じゃ公園はムリ さあ行くわよ』
 『小学生じゃないんだから 迎えに来るって 律儀だかなんだか』
  全身を薄いピンク色で統一 長い髪を後ろで結わえる 彼女はす
 らりと長い足で駆けだした 彼女の住まいは近所のマンションだ
 『今日はどうするの また いつきのお任せコース 危ない所はダ
 メだよ 犬神大社の外苑周回コースは どうかな 明るいしね』
 『あんな邪教の暗黒魔殿 ほいほい 見かけの明るさに 騙されて
 るようじゃ 真の走る人にはなれないわね こっちこっち』
  彼女はジョギング仲間 それと同時に飲み友達でもある さらに
 はゲームや怪しい秘密の収集癖 学生の頃からのつきあいで あた
 りまえだけど肉体関係もある 最近はないけれど 別に構わない
 『健康のために走るんじゃなかったっけ ゲームばっかりで体が腐
 るって いつきは極端すぎると 思うよ 暗黒魔殿ってなに さ』
  走り始めて3週間と少し 残業に配慮してこの時間 いきなり長
 距離は体に悪いから 最初は近所を数キロ程度 この最近は区の名
 所めぐり それにも飽きたのか繁華街にも足を延ばす
 『よっちゃんの その偽善ぶりは だって 新興宗教も古参宗教も
 仕組みは同じじゃない 不安を煽って マルチ商法よね 休憩』
 『まだ20分も走ってないのに タバコは辞めた方がいいね』
  その初期の集合場所だった公園の手前 勢いに乗れば危ないくら
 いのピッチなのに たまに息切れでへばってしまう そう言ってい
 るそばからライターの炎 なにが目的で走っているのか疑問だ
 『ばかねえ よっちゃん あああ 頭がくらくらする なんたって
 ジョギング中の喫煙に勝るものは よっちゃんは吸っちゃダメよ』
 『吸わないよ 真の走る人にならなきゃいけないしね まったく』
  彼女は同じく25歳 もうかれこれ7年のつきあい どちらもい
 い大人なのに コンビニの前でウンコ座り 唯一の救いは彼女がす
 こぶるの美人であること 絵的に華があれば許される所以だ
 『よかった あたしが大事に育てているよっちゃんが 俗世に汚れ
 ていくだなんて もっと甲斐性があればねえ 情けないわ』
  鼻から煙を吐きだし 脇をすり抜けるカップルの視線を睨み返す
 なにがどうあれマイペース イベントに関することは なんだって
 彼女の発案で決定される 拒否しても無駄 既に決まっている
 『情けなくて悪かった 休憩は終わり さっさと走る』
 『あら あたしのことよ 働いて食べさせてあげるわ さーてと』
  タバコを地面にもみ消し 唇を歪めてニヤリと微笑む そのまま
 立ち上がって走り始めるのかと思いきや 微笑みながら股間に手を
 伸ばす ではなくて ウエストポーチが狙いだった
 『しかし今月はビンボーだから よっちゃん 持ってるんでしょ』
 『甘えてもダメ 水分は走り終えてからの楽しみ いつきは自分に
 甘すぎる そんな顔したって はいはい わかったって ふう』
  ポーチを後ろに回して突き放す 抱き付かれておねだり顔 拒否
 しても無駄 既に決まっている 彼女を甘やかす悪い癖 声をださ
 ずに唇だけ動く ありがとうって 読唇術じゃなくてもわかる
 『飲んだら走るわよ あたしに口答えするなんて 最近のよっちゃ
 んは生意気よね どれにする 要はなんだっていいのよ つまり』
 『なんでもいいってことはないよ 好みはあるからね 右の端の』
  お互いに仕事は忙しく 入浴と睡眠以外の時間はなるべく遊んで
 いる 彼女の言わんとするなんだって それはなるべくなら言っち
 ゃいけないことである 故意にはぐらかして 右端はコーヒーだ
 『キリマンジャロね 好みでしょうに 嫌いだとは言わせないわ』
 『はいはい いつきには逆らいません 今更だけど』
  自販機にコインを投入してボタンを押す なにが楽しいのか 笑
 いを堪えて肩が揺れている 確かに好みである 一緒に遊んでいる
 のがあたりまえの関係 血の繋がらない双子のような 彼女のこと
 ならなんだって受け入れる 同じ部屋で暮らさないのは賢明な処置
 『それじゃ行きましょうか 今日は商店街を攻略するわ この時間
 はアーケードの中まで不法駐車が溢れてるから 躱しながら走る』
 『なんでもいいよ ヘルス街攻略計画に比べれば 割りとまとも』
  一気飲みしてゴミ箱へ投棄 彼女はその場で2回飛び跳ねて駆け
 だした スタイルのいい体 結わえた髪が乱れて揺れる 桜色も目
 に鮮やかに 釣り合うだけの男だと自負していても どうだか
 『あれはダメよ よっちゃんの教育に良くないわ 不純な気持ちで
 スポーツに取り組むのは そもそも発散するためにね 走るの』
 『それは違うんじゃないの みんな性欲を発散するために 走って
 るわけじゃないと 思うけどね 中学生じゃ ないんだからさ』
  彼女が先頭で 追いかけながら走る 大声で話しながら走るのは
 思いの外体力を使う 歩道は並ぶほどに広くなく その辺も考えて
 の犬神大社だったのに 気流からすれば後方ほどに大声が必要
 『聞こえないわよ 性欲がなにって よっちゃんは あたしのお尻
 を見てて興奮しちゃったわけ あははは 仕方ないわねえ』
 『なに言ってるんだか いつきの脳味噌は どうなってるんだよ』

  馬鹿笑いしながら速度をあげる 彼女はすこぶるの上機嫌 そろ
 そろ脳内麻薬が分泌されてきたのか あまりはしゃぐとぶり返しが
 怖いのに お構いなしのピッチ走法である なにが仕方ないのか
  満月の輝きの下 街灯に照らされて 彼女の後ろを走る 街の喧
 噪をBGMに 頭の中が桜色に染まりそうな気がしていた








             》 しびる 《
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(のりこ)>別に春ってわけじゃないんですよね 満月の夜ですけど
      なんか桜の咲いてる光景を連想してました
(しびる)>あー そうだな ピンクの上下を見ながら走ってるって
      だけで しかしあれだ もうちょいスピード感が欲しか
      ったなってのが正直なところだな やっぱ難しいわ
(のりこ)>スピード感ですか んー セリフはちょっと工夫されて
      ますよね 文節で区切って 呼吸の感じとか
(しびる)>ちょい説明しすぎなんだ もっといろいろすっ飛ばして
      よくわからないってくらいでいいと思うな
(のりこ)>はあ そゆものですかね
(しびる)>ふとい筆でずばあっと1本幹を描いて もうしわけ程度
      に枝葉を描いてできあがり そういうスピード感な
(のりこ)>わかるようなわからないような
posted by 篠原しびる at 00:55| シンガポール 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連作23 廉連作14 ねこみを襲え

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 種別 連作系第23期 廉連作14
 題名 『 ねこみを襲え 』
 初出 ニフティサーブ/FJAMEA/18番会議室
    1997年04月01日03時00分
 注釈 行頭スペース+30W
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SUBJ:【廉連作】14 ねこみを襲え

 Sibi-Tem V.4.1

 廉直に清廉に 無心から始めるのもいい 廉連作 #14(B群)
 



          『 ねこみを襲え 』


                        作:しびる





  適度な距離を保つ 基本の基本は馴れ合わないことだ もしかす
 ればこれがすべてかもしれない うだうだと講釈を垂れることは可
 能だけど きっとあまり意味がないと思う そもそも種族が違うの
 だから なにがどうあろうと相互理解は無理 ぜったいに無理だ
  ほんの子供の頃は少し期待もしたけれど 勝手に近所を徘徊する
 段になって考えを改めた どうせ住居が重複しているだけの関係な
 ら 適当な意味付けでごまかすより やはり距離を保つのが正解

 『おっはよう ほらあ にゃみこちゃんもおっはよう ほらほら』
  最初に感じたのは頭上からの圧迫感 うつ伏せに寝ている後頭部
 に蠢く感触 それと全身を包み込む柔らかな過重 テンションの高
 い叫び声は耳もとで響く とにかく眠い 体は眠っている
 『起きてよっ にゃああああ あははははは 窒息攻撃だああっ』
 『やめろ やめてくれ 頭の上の猫を退けてくれ やめろばか』
  両手の感覚がない おそらく体の下敷きになって痺れているのだ
 ろう 背中に感じるのは彼女の胸の肉 完全に重なって騒いでいる
 どうにも目蓋が開かない なぜこんな仕打ちを受けるのか
 『起きてくれないとやめないもん 3日振りににゃみこちゃんが帰
 ってきたのに パパさんが寝てちゃダメですよ ほら ねってば』
 『誰がパパさんだ なみこさあ 頼むから眠らせてくれえええ』
  朝っぱらから全開パワーで騒ぐ理由はとにかく 後頭部の小動物
 には我慢がならない 生暖かい肉の塊が重心を変化させながら 筋
 肉の動きまで感じられるのは不気味この上ない このバカ猫めが
 『ダメです ほら にゃみこちゃんもお願いしまーすっ きゃっ』
 『いてて いいかげんにしろばか 異常なことをするんじゃない』
  なみこの柔らかい感触は悪くないが ばか猫の両足を掴んで頭を
 叩く 我慢の限界に腹筋がフル稼働 なみこ諸共ばか猫を振り落と
 す たまの休日に朝寝もさせないつもりか 非常に憤って頭を掻く
 『なんのつもりだ ばか 汚れてるじゃないか なんだその目は』
 『少し怒っています パパさんは寝起きが悪くって なみこもにゃ
 みこちゃんも そんなパパさんには怒るのです がああっ』
  頭がくらくらする 連日の睡眠不足を休日に解消する 昼まで眠
 る計画が強引に中断された ベッドの上にはパジャマ姿のなみこと
 でぶでぶのバカ猫 こちらが怒られる筋合いはない 純粋な被害者
 『にゃみこちゃんが帰ってこなくて なみこはどれだけ不安な毎日
 だったか なのにパパさんは ばかばかって 噛んじゃえ があ』
 『いてっ なに最近見ないと思ったら このばか家出してたわけか
 なんか薄汚れてるぞ 汚いから布団の上に乗せるな 降りろって』
  なみこに首筋を噛まれる それは構わないとして なみこを抱き
 寄せながらバカ猫を蹴り落とす ベッドの上は色々な意味で聖域だ
 小汚い小動物が侵入を許される場所ではない これでいいのだ
 『うん きっと大変なことに巻き込まれていたはずだから にゃみ
 こちゃんはちょっと汚れてるけど 仕方ないもん 許したげてね』
 『なみこの暴挙は許すがなあ 汚い猫はダメ 基本的に不可だな』
  もうバカ猫のことなどどうでもいい かわいらしく哀願する様を
 見ていると なにやらむらむらと劣情を催す 勝手知ったるなみこ
 の体 思いたったが吉日である すぐに押し倒してみる
 『そんなあ パパさんはにゃみこちゃんのパパさんなのに あん』
 『パパさんってのはやめろ なみこの肉布団もいいか これはいい
 考えかもしれないよな でも最後までしてから ほいほい』
  さっさと半裸に剥いていつもの手順 窓からはさんさんと午前中
 の日差し なみこも適度にその気になっている 手で愛撫しながら
 舌を這わす この感触は飽きることがない いいものだ
 『お前っていい体してるよな ふむふむ 何度やっても飽きない』
 『ふにゃあ そんなに気持ちいい なみこって そっかいいのか』
  本心を吐露すれば睦言 完全に裸にして入念にチェックする な
 みこの言葉にも自然と幼児が入る 天然系のカマトトが 性的興奮
 によって加速されるらしい それもまた趣味だから問題なし
 『それはもう だな この体なしには暮らせないと思うぞ 餌付け
 されてるらしい おっ もう準備万端か いつになく早いな』
 『えへへへ 褒められると嬉しいもん すぐでも構わないよ なみ
 こが上でしてあげてもいいし してあげようか こっちも』
  基本パターンからなら前段階なのだが 最初のチェックで完璧な
 状態 のらないときはここまで来るのに30分は掛かる なみこは
 妙な笑顔で下腹部を握っている してくれるならしてもらおう
 『でもなみこが先だもんね 途中でしてあげるからね うんしょ』
 『長続きするかな なみこがはりきると調子が狂う はいはい』
  そのまま引っ張られて仕方なし なにも付けずにそのまま押し込
 む ぬめぬめとざらざらが混在して波打っている 突き当たったと
 ころでなみこの顎が上がる 毎朝体温を計ってるから大丈夫だろう
 『気持ちのいい体だ ふっ 気をつけないと こりゃ 終わるな』
 『くうっ まだダメっ 合わしてくんないとやだもん やっ』
  これも本心 なみこの腋の下から背中に手を回し 背中を反らせ
 るようにして抱きかかえる 動きが制限される姿勢を取るのも な
 ぜか急に逼迫し始めた事態への対処方法 油断すると危ない感じ
 『一度終わらせてからって そうもいかないか あっ がああっ』
 『そんなの早いもん まだやだああ ああって どうかしたの』
  我慢をしなければと力んだ途端 背中にすさまじい激痛が走った
 思わず声をあげたが 考えるまでもなく原因はわかっていた どう
 も静かだと思えば どこかから隙を伺っていたのだろう
 『いててててっ ばか猫だ 背中に飛び付きやがった いてーっ』
 『はあ にゃみこちゃんは きっとママが苛められてるんだと思っ
 たんじゃないかな 苛めてないのにね ちっちゃい子だから』

  とにかく激痛 服を着ていない素肌に爪を立てられた 苛めるも
 なにもないだろうに ただ動いている背中に我慢がならなかっただ
 けだ 動いていれば飛び付く まったくただのケモノである
  これで完全に気分も萎えてしまい 続きになにかって気分ではな
 かった そもそも種族が違うのだから 発情期以外は無関心のばか
 猫には理解できない まったく 邪魔な猫だ






             》 しびる 《
+++++++++++++++++++++++++++++++
(のりこ)>なにを描いてますかまったく で片してもいいんですけ
      ど ねこちゃんって飛びつきますよね
(しびる)>ああん? のりこが性行為の最中にか?
(のりこ)>ばっ なにをバカなことを 怒りますよホント そうじ
      ゃなくて 例えば洗濯物をたたんでるときとか
(しびる)>ふうん あーそう
posted by 篠原しびる at 00:54| シンガポール 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 連作系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

すきま あにめだいすき 50

(しびる)>ういーっす アニメ枠やるぞい ってさ チェックする
      より始まる新作の方が多いって状態はどうよ?
(のりこ)>あ おはようございます 今期は地元U局がやたら気合
      い入れてますからね まだもうちょっと増えますよ
(しびる)>とにかく切る どんどん怪しいのは切る チェックする
      までHDDに置いておくなんてことは不可能だから 始
      まった端からチェックする これしかねーな
(のりこ)>ですよね 他の活動なんかなにもできないですけど そ
      れも2週間ほどの辛抱ですから 気合い入れてがんばり
      ましょう ってことで最初は『すもももももも』
(しびる)>ツッコミどころ満載なんだが えーっと なんか生臭い
      アニメだな こういうのテーマでどうするよ?
(のりこ)>どうすると訊かれましても いわゆるオッパイアニメで
      しょ 本当ならコメントを求められるだけでも100万
      ドル訴訟級のセクハラ行為ですよ 理解してます?
(しびる)>だわな とにかく切るか・・・もごもご
(のりこ)>はい? なんかよく聞こえませんでしたが とにかく視
      聴中止でいいですね すももは中止と とうぜんですね
(しびる)>とうぜんだな EDのメガネっ娘も気にならなくはない
      が こんなのを見てる暇は人生にないし 次いけ
(のりこ)>ういっす んじゃ次は『乙女はお姉さまに恋してる』
(しびる)>ユリか どうしたものかねえ OPテーマのCMの娘っ
      子たち なんかキッツイ感じだなおい どうよ?
(のりこ)>かわいらしいじゃないですか 女子校に男子が入学する
      って設定ですか ありものの設定ですけど 直近の作品
      ならホスト部のハルヒちゃんの逆バージョンですかね
(しびる)>関係ないだろ こりゃまたすんごいオッパイアニメだな
      今のところパンツ見えない系だけど どうしたものか
(のりこ)>学園モノで とうぜんのように生徒会絡み 展開は手に
      取るように推測できますが しびさんが見るって仰るな
      らお付き合いしますけど 私的にはどうでもいいです
(しびる)>まー とにかく数本様子を見よう 判断はそれから
(のりこ)>ういっす 乙女は継続審議と 減りませんね
(しびる)>だな てかさ どれが継続視聴だか審議だか 中止タイ
      トルも含めて一覧にでもしなきゃ わけわかんねーな
(のりこ)>時間があったらば作っておきます んじゃ次はどかんと
      変って『蒼天の拳』 わちゃー にーいちんすーら
(しびる)>夜中に叫ぶない えーっとさ シティーハンターもそう
      だったけど 80年代のあの浮世離れした諸作品が 地
      に足をつけようって作業がこゆカタチになるのかな
(のりこ)>でしょうね どういう層の方々がこれを楽しむって や
      はりしびさんの世代の人たちでしょ ちょい前のワイル
      ド7とかもそうでしたけど 郷愁ですか やっぱし
(しびる)>そゆのはないなあ まったくココロに響くものはないし
(のりこ)>んじゃ即切りでいいですね 蒼天は終了と
(しびる)>あー 鷹の爪のCMやってるなあ 懐かしいなー
(のりこ)>あの作品には郷愁を感じるんですね んじゃ次はこれで
      すかね いちおう今期注目の『くじびきアンバランス』
(しびる)>やっぱ先入観かしれないけどネタネタな感は否めないな
(のりこ)>ネタネタってのはネタ中のネタって意味ですよね この
      キャラ造形はげんしけんの作風から乖離するためって設
      定でしょうけど これはこれでかわいいじゃないですか
(しびる)>このクチの開き方 むう 連載の方はいきなし飛ばして
      たけど やっぱ尺が違うとイメージ違うなあ
(のりこ)>とか思いきや メカでてきましたね しびさんがそゆこ
      と仰るからなにもかもまったりに見えますけど これな
      らそこそこのグレードの作品じゃないですか
(しびる)>そゆのも込みで見てる視聴者がほとんどだろうし って
      わけでもねーか ウチだってラノベやゲームをやり込ん
      でからアニメ見てるわけじゃねーし 同じか
(のりこ)>そゆことです ってわけで継続視聴扱いですね
(しびる)>異議ねーわな フォルダ作って毎週録画
(のりこ)>了解っす 次は『少年陰陽師』です なにをいまさらの
      陰陽師ネタですが いちおう新作なのでチェックを
(しびる)>なにをいまさらの陰陽師ネタだな んじゃ終了で
(のりこ)>まだ5分も見てないのに なら終了ですね さて 今夜
      の『009−1』まで新作はないです 追い付きました
(しびる)>ふう ようやく追い付いたか キツかったなあ
(のりこ)>ってことで一旦締めます
(しびる)>おう んじゃコーヒーくれ
posted by 篠原しびる at 00:00| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | すきま あにめだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

すきま あにめだいすき 49

(しびる)>ういーっす アニメ枠やるぞい
(のりこ)>あ おはようございます お早いお目覚めで
(しびる)>バカ言うない あれから野暮用でそこいら走り回ってい
      まの時間だ この時期に休日に昼寝の余裕があるかい
(のりこ)>ありゃそれはお気の毒にです なんかねむねむって仰っ
      てましたからてっきりシエスタと洒落込んでらっしゃる
      のかとばかり それは知らずに失礼をば コーヒーっす
(しびる)>余裕のある暮らしをしたいもんだな んじゃ早速新作の
      チェックをするかね 続きはなんだ?
(のりこ)>えーっと 時系列で『ギフト』ですか
(しびる)>首輪だな この娘っ子キャラが首輪ってジャンルは需要
      があるのかね 下フレームのメガネはやたら見るように
      なったけど 首輪はそれほど近所で見ないぞ?
(のりこ)>まー フォーマルファッションとしてどうかはとにかく
      それなりにかわいらしいアイテムじゃないですか
(しびる)>それと 主人公が朝目覚めるって黄金のパターンだし
(のりこ)>ひとり暮らしじゃなくてお父さんと同居してるところに
      女の子がご飯を作りにきたりして 彼女の両親はそこん
      ところどう考えてるんでしょうね いいですけど
(しびる)>うわ 魔法使いだ あと パンツ見える系だし
(のりこ)>主人公の彼 ちょっと縦長ですね 縮尺のちっちゃい男
      の子が多い昨今 バリエーションですかね こゆのは
(しびる)>なんだそりゃ(笑) 男はみんな縦長だな 娘っ子はみ
      んな肉が少ないか オッパイアニメではない と
(のりこ)>パンツとかオッパイとか イヤな分類ですね
(しびる)>なんだその 必要悪だ そゆのは
(のりこ)>悪なんですか やっぱし
(しびる)>悪だろ? 深夜にパンツやオッパイを放送して劣情を催
      させるのは 商業主義の悪しき側面だけど まま必要な
(のりこ)>なんでもいいですけどね 話を戻しますけど このギフ
      トってなんですかね なんか妙な設定です
(しびる)>毎回こうやって怪現象が起きてさ それを主人公が諭し
      て修正するって設定なんだろうな 抵抗勢力とかいろい
      ろ現われて あとはちょっとエッチな日常とか
(のりこ)>そんなところですかね どうします? 継続ですか
(しびる)>まー しばらく様子を見るか 継続審議というより継続
      視聴扱いにしておこう ダメになったら切るってことで
(のりこ)>了解っす ギフトは継続と 次は『天保異聞妖奇士』
(しびる)>時代物だな 妖怪退治か 異界デザインなんて仕事があ
      るのな OPは売出し中のいきものがかり 制作はボン
      ズか まあまっとうな作品なんだろうけど どうかね
(のりこ)>設定はキッチリしてますね 普通こゆのはいきなし大騒
      ぎして 背景なんかごまかしちゃうのに
(しびる)>ちゃんと時代考証してます ってのが逆に鼻につくけど
      な 主人公がいきなりカメラ目線で解説してるし
(のりこ)>あれはちょっと驚きましたね やたら解説多いですし
(しびる)>初回に済ませておきたいんだろうさ 妖怪のデザインは
      いいな 人物キャラはちょいはずれてるけど
(のりこ)>ラスト間際になって ロボット大戦ぽくなりましたけど
      またここにも若本さんがいますし きちんと見ればそれ
      なりにおもしろそうですよ いいんじゃないですか?
(しびる)>うんまあ 時代物の設定は基本的に不可なんだけど と
      にかく継続審議扱いにしておくか 謎も多いし
(のりこ)>ういっす 妖奇士は継続審議と 次はこれも続編ですね
      『地獄少女二籠』 龍じゃなくて籠なんですね
(しびる)>なかよし連載だったのか なるほど 設定がなんとなく
      幼稚だとは思ってたんだけど それが原因だな
(のりこ)>またぞろ毎回 救いがあるんだかないんだかのお話が続
      くんですね どうしたものかと思いますよ ホント
(しびる)>カタルシスって 恨みを晴らすことには発生しない情動
      だしな 被害と報復 どちらも負のエネルギーだろ
(のりこ)>きれいな絵なんですけどね 特にこの初回 やたら気合
      い入った作画ですよね かなりエッチな絵柄で
(しびる)>今回の地獄流しは凝ってるな 理科の実験と毛虫か
(のりこ)>なんか新キャラの予感とか ラストの同級生のネタバラ
      シとか ままいろいろありますけど どうします?
(しびる)>地獄少女はチェックしなきゃいかんだろ 継続で
(のりこ)>ういっす んじゃ次は『夜明け前より瑠璃色な』ですが
(しびる)>えらい大フロシキ拡げたと思いきや 初回のタイトルが
      『お姫様がホームステイ!?』ときたか
(のりこ)>キャラデザインはしびさん向けですね
(しびる)>向けとはなんだ(ぷんぷん) まあ悪くないかね
(のりこ)>お兄ちゃんですって 基本ですなあ ほのぼのした展開
      ですし パンツ見えない系ですし 適度に評価高し
(しびる)>それは裏返せばどうでもいい指数高め CMによるとゲ
      ーム原作か まあそれはいいけど これって元から43
      画面なのか? もしかして169の端切りじゃねーか?
(のりこ)>43って 4対3の普通サイズとワイド画面ですか
(しびる)>そうそう たまにキャラが見切れてるじゃん
(のりこ)>そういわれるとアップの構図がたまに不自然ですし 立
      ち位置も見切れが多いですよね 画質もやや荒いですし
(しびる)>いいんだけどな タダで見てるんだし ま 崩し具合も
      まま評価できるし いいんじゃねーの 継続視聴で
(のりこ)>そう仰ると思ってました 穂積さやかさんが大原さやか
      さんじゃなかったのだけが欠点でしょうけど(笑)
(しびる)>あー それもあるな さて まだ何本かあるのな
(のりこ)>えーっと次は
(しびる)>悪い もう限界 これ以上アニメ見るのキツイ
(のりこ)>なんですか 初回分を順に片してるだけで まだぜんぜ
      ん減ってないですし この調子なら週に10本は見なき
      ゃいけない感じですよ がんばらないと
(しびる)>がんばって深夜アニメを見るのか どうだねこの国は
(のりこ)>これが基幹産業ですし(笑) んじゃ一旦CMです
posted by 篠原しびる at 00:49| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | すきま あにめだいすき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

編集会議 123

(しびる)>ういーっす ふわああ あーねむい
(のりこ)>あ おはようございます って眠そうな人に対するあい
      さつじゃないですけど(てへ) お疲れですか
(しびる)>うん なんかもうぼろぼろ カラダの芯と脳にチカラが
      入らない感じ ゾンビになるとこんな感じなのかなあ
(のりこ)>そんな心配しなくていいでしょ コーヒーっす
(しびる)>いやしかしだな 実際のとこ この国じゃ拳銃の所持は
      基本的に違法で 例えばスポーツや狩猟用に一部許可さ
      れてるだけじゃん それだってすごく面倒な手続きや免
      許が必要で うーじーみたいな自動小銃はどうやたって
      一般人には手に入らないわけ それで考えるのよ
(のりこ)>なんのお話っすか
(しびる)>ならさ 大混乱時代に自衛するためには ここはひとつ
      比較的入手が容易な刀剣類が現実的なんじゃないかと思
      うわけ あれってすごい業物でも研いでなきゃただのオ
      モチャ扱いだし こっそり研いでたって拳銃ほど発覚の
      恐れはなさそうじゃん この線がまあ妥当かな
(のりこ)>だから お話がまったく見えないですけど?
(しびる)>いやだからさ 世界中がゾンビ化したときに 生き抜く
      ためにはどうするかって話だろ こういうことは平時に
      きちんと準備したヤツが生き残るんだぜ そうじゃなき
      ゃコスプレして『うーうー』唸りながら街を徘徊するハ
      メになる 本当の意味の勝ち組 きょうの議題だな
(のりこ)>はっ あり得ないことは議論の意味ないです
(しびる)>のりこ危機感なさ過ぎ そもそもだな こんなのんきな
      時代が何十年も続いて この先もそれが続くと信じてる
      わけ? 世界中に戦争や紛争が満ちあふれてて かの超
      大国ですらその心臓部にテロをかまされる時代にさ
(のりこ)>それがいきなしゾンビ映画の具現化ですか 妄想も過ぎ
      ますよ 映画だかアニメだかしりませんけど
(しびる)>なにがあるかわからないじゃん? テレビや雑誌で発表
      されてるのが最新科学だと信じてるわけ? もう既に月
      の裏側には某国の軍事基地があるはずだし 世界の超富
      豪は自分のクローンを何体も持ってるぞ そんなのはい
      まの技術水準の延長で考えりゃ常識じゃん
(のりこ)>だいたい発表されてることに毛が生えたようなものです
      よ 宇宙ステーションの建設は遅々として進まないです
      し 人体のクローンは倫理の問題で禁止されてます
(しびる)>あのさ 40年前に月の上を歩いてるんだぜ それがこ
      の40年間に後退して地球の周囲でちまちまやってるの
      っておかしいじゃん あれはカモフラージュ もっとと
      んでもないことになってるはずだろ バカじゃねーの
(のりこ)>遠くへ行くばかりが発展じゃないって考え方でしょ ち
      ゃんと開発するってことは足場を固めるってことじゃな
      んですか この40年間で 冒険の時代からビジネスや
      開発の時代へ進化したんですよ これが常識です
(しびる)>話にならないな そもそもだな このネットワーク全盛
      の時代に デジタルテキスト代1世代の我々がなぜ書道
      を究めようとしてるんだ? 簡便な世の中だからこそ緊
      急時の地力を高めようって意志じゃん それと同じ 来
      るべき大混乱時代にゾンビと戦うためには やはり剣術
      のひとつも覚えておかなきゃ生き残れないだろうって言
      ってるのな 自動小銃の密輸入より現実的だろ?
(のりこ)>あー はやて×ブレードの影響ですか 棒っきれ振りま
      わしてなにを得るものがあるか知りませんけど そゆの
      にはお付き合いしませんから あの作品は大好きですけ
      ど だからっていきなり剣道の道場に通うとかってのは
      まっとうなオトナの考えることじゃないと思います
(しびる)>なんだかなあ なんでこんなに危機感がないんだ
(のりこ)>それで正常ですよ あしたにも街中がゾンビに溢れるっ
      て考えは 妄想ですよ妄想 大丈夫ですか?
(しびる)>ならそのときは その他大勢と同じにゾンビ化するのか
(のりこ)>そのときはそのとき どうにかなりますよ
(しびる)>やだなー ゾンビになるのはやだなー
(のりこ)>お疲れようですので これにて締めます(とほほ)
posted by 篠原しびる at 17:55| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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